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米ディスプレイ広告市場予測(2013~17年):Facebook+Twitterシェアが1/5→1/3に
米eMarketer社が発表した米国主要ネット媒体社別のディスプレイ広告市場予測(2013~2017年)をグラフ化してみました。
最初の図面は全ディスプレイ広告内での売上シェア予測ですが、2015年には、Facebookが1/4のシェアを確保し、TwitterがYahoo!を上回ると推定しています。また、2017年には、Facebook,Twitterの2強ソーシャルメディアがディスプレイ広告市場全体の1/3を占めると予想しています。
次の図面はモバイル・ディスプレイ広告だけを抜き出した売上シェア予測ですが、Facebook,Twitterの市場シェアはモバイルでさらに大きいことがわかります。2017年にはTwitterのモバイル・ディスプレイ広告売上がGoogleに肉薄すると予想しています。
最後の図面は、市場全体と主要媒体社別に見た、ディスプレイ広告売上中のモバイル売上比率を示したものですが、グラフ中央の黒字の点線が示す市場全体平均でも、2015年にはモバイル売上比率が5割を超えると予想されている中、Twitter,Facebookではこのトレンドよりも早いスピードでモバイル売上シフトが進んでいることがわかります。また、両媒体のモバイル売上比率の伸び率は2015年以降鈍化し、Twitterで90%、Facebookで75%程度で落ち着くと予想しています。
2014年国内インターネット広告費は1兆円超え、運用型広告は前年比24%増(“日本の広告費”をグラフ化)
2月24日に、電通より恒例の「日本の広告費」の発表がありました。2014年の日本の総広告費は6兆1522億円(前年比102.9%)と6年ぶりに6兆円超えとなりました。また、インターネット広告費は、遂に1兆円超えの、1兆519億円(媒体費億8245億円、制作費2274億円)となりましたが、前年比2桁%成長(112.1%)も6年ぶりとなります。1996年に初めてインターネット広告費が統計に表れた際の市場規模が16億円でしたので、そこから18年で3桁成長したことになります(感慨深いです)。
2014年のインターネット広告費の内訳を見ると、運用型広告費が5106億円(前年比123.9%)と2年連続で20%以上の成長を維持しつつ、枠売り広告費も3139億円(前年比101.9%)と前年を上回りました。
4マス広告費については、前年比101%と微増ながら3年連続で前年実績を上回りました。
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今年で10周年記念「インターネット広告ビジネス」の特別講義(兵庫県立大学大学院)
気がつけばもう1ヶ月以上前になりますが、今年も恒例の兵庫県立大学大学院応用情報科学研究科でのインターネット広告ビジネスの特別講義を行いました。今年で遂に10周年(といっても途中1年お休みしたので9回目)。
年々インターネット広告の対象範囲が広がっていきますので、3時間の長めの講義とはいえ、やはり対象の絞り込みが必要になります。今年はやや広告配信技術よりに寄せ、下記のような講演内容としました。
【 講演内容 】━━━━━━━━━━━━━━━━
1.インターネット広告の具体事例
2.なぜインターネット広告が注目されているのか
3.インターネット広告の模式化・指標・最適化
・基本モデル
・パーチェス ファネル
・ISAS
4.インターネット広告配信技術
・ターゲティング広告配信
・リターゲティング広告
・行動ターゲティング広告
・リッチメディア広告
・動画広告
・スマートフォン広告
・ネットワーク広告
・検索連動型広告
・ソーシャルメディア広告
5.プログラマティック広告 (DMP、DSP)
6.クラウドサービスを活用した広告配信
7.クロスデバイス広告
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上の模型の写真は講義を行った教室が入っているビルの入り口にあるもので、スーパーコンピューター「京」の入っているビル(というかビル1棟がスパコン)のすぐ隣にあるのがわかるかと思います。ちょっとびっくりするのは、その奥のビル一棟まるまるが冷却専用の施設であることです。超高速計算機は発熱の凄さがわかります。
下の写真は、授業の帰りに一駅隣にある話題の「理研のCDB」で記念撮影したものですが、先週、このビルの上をたくさんヘリが飛んでいるみたいだとの連絡をもらい、ニュースサイトをチェックしたところ、あの悲しい事故があったことがわかりました。
2013年国内インターネット広告費は9381億円、運用型広告費:枠売り広告費=6:4に(“日本の広告費”をグラフ化)
2月20日に、電通より恒例の「日本の広告費」の発表がありました。2013年の日本の総広告費は5兆9762億円(前年比101.4%)と2年連続で前年実績を上回りました。インターネット広告費は、前年比108.1%の9381億円(媒体費億7203円、制作費2178億円)となりました。
2013年度の運用型広告費は4122億円(前年比121.4%)、枠売り広告費は3081億円(前年比95.2%)となり、運用型広告費:枠売り広告費=6:4という比率になりました(昨年は5:5)。
2013年の運用型広告費の伸びは、スマフォ/タブレットの普及による検索連動型広告費の拡大と、DSPの普及によるものが大きいとのことです。
4マス広告費は100.1%と微増ながら2年連続で前年実績を上回りました。一方、インターネット広告費は、現在の集計方法に変わった2005年以降の8年間で市場規模が約3.7倍拡大しました。インターネット広告費の2014年の成長率が2013年と同程度となれば、いよいよ”2014年はインターネット広告市場規模1兆円超の年”になりそうです。
同志社大学理工学部で「インターネット広告ビジネス」の講演をしてきました
11月6日に、同志社大学 京田辺キャンパスで、理工学部の3年生を中心に約110名の学生へ「インターネット広告ビジネス」に関する講義をしてきました。京田辺キャンパスは京都市と奈良市の中間に位置した、自然に恵まれた美しいキャンパスですが、この時期は特に、キャンパス内のあちこちで綺麗な紅葉を眺めることができました。
今回の講義は情報システムデザイン学科の佐藤健哉教授の「ネットワークシステム構成論」のゲストスピーカーの形で行いましたが、内容は9年前に始めた兵庫県立大学大学院 応用情報科学研究科での3時間の特別講義(今年は7月実施)の内容を1時間半に圧縮したものをベースに組立てました(講義のきっけかけはコチラ)。
いつもはビジネスマンや大学院生に話をしているので、大学生100名規模に話をする機会というのは案外なく、2004年に立命館大学で「ICT企業リーダによるリレー講座」というのをやらせていただいて以来のものとなりました。昼休みから授業直前に感じられるエネルギー感と講義内容を理解してもらえるかなという不安感が、講義前のいい緊張感を作ってくれました。
今回、講義レポートをすべて拝見させていただくことができ、この週末にじっくり読ませてもらいました。今後実施する大学生への講義に対して非常に貴重なフィードバックが得られたのと同時に、大学生がインターネット広告に対してどのような感覚を持って接しているのかについての貴重な利用者ヒアリング結果にもなりました。
多くの学生から寄せられたコメントを要約すると、「普段よく接触しながらあまり気にかけていなかったり、ウザいと思うことの多いインターネット広告の裏側の仕組みが、ここまで奥深く工夫されているもので、それほどまでに大きなお金が流れているのか、これを機会にもうちょっと勉強してみるか」というもので、講師が思っていた以上に新鮮な発見として受け止められていたことを知り、ちょっとほっとしました(なかなか学生さんの受講態度からは、そのあたりは読み取れないものです)。
個別のコメントで私が興味をもったものに、「普段は広告をPCで見ているのでネット広告の市場規模がまだ新聞広告の規模を越える程度でしかないのかというのに驚いた」というものがありましたが、この世代でのメディア接触の差が如実に出ているものだと思いました。
この他、「ソーシャルメディア→口コミの時代において消費者に邪魔だと思われる広告は逆効果だと思う(興味のない大量のTVCMやしつこいリターゲティング)」「通信環境が悪いところで、動画コンテンツの前に広告が入るのはやめて欲しい」「ディスプレイ広告→サーチ広告→ソーシャル・マーケティングの流れを、受動→能動→受動と捕らえると、それは情報過多が引き起こしたものではないか」というあたりは、その通り!と共感しました。
講義の後、恵喜館というビルにある佐藤教授の研究室を見学させてもらいました。研究テーマは「高度道路交通システムにおける車車間通信の研究」や「拡張現実感技術を利用したネットワーク家電制御方式」などがあり、学生さんにデモと簡単な説明をしてもらいましたが、実用性重視の研究感覚に感心しました。
【 今回の講演内容 】━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.インターネット広告の具体事例
2.なぜインターネット広告が注目されているのか
3.インターネット広告の模式化・指標・最適化
4.インターネット広告配信技術
・ターゲティング広告配信
・リッチメディア/動画広告
・スマートフォン広告
5.サーチ広告
6.ソーシャルメディア活用マーケティング
7.リアルタイム入札型広告( Ad Exchange/DSP/SSP/DMP )
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LEAP Motion × Google Earth で東京上空を遊覧飛行できるようになりました
1月ほど前に購入した 空中ジェスチャ操作デバイス「LEAP Motion」ですが、ちょこちょこ使っている間にずいぶんと慣れてきました。LEAP Motion のアプリはいろいろありますが、Google Earth のためだけに購入しても十分価値があると思うぐらい、この組合せはお気に入りです。
下記の映像は、隅田川を日本橋あたりから東京湾に向かって下り、中央卸市場~浜離宮あたりで汐留方面を眺め、自分のオフィスのあるイタリア街を通り抜けて、東京タワーのてっぺんまで行き、そこで右旋回しながら皇居へ下りていき、最後は東京駅丸の内中央にまっしぐらというコースです。自分に翼があれば一度はこういうコースで飛んでみたいものです。
YouTube: LEAP Motion × Google Earth で東京上空を遊覧飛行できるようになりました
LEAP Motion は、パソコンの USB に指して使う 8 x 3 x 1 cm 程度の手のひらに入るぐらいの小さなデバイスですが、中に赤外LEDと2つのカメラとフラッシュメモリとUSBコントローラーが入っているぐらいだそうなので、基本的に本体PCのソフトで指の動きを処理しているのでしょうね。利用時は、AIRSPACE というソフトを起動し、そこから LEAP Motionのアプリを起動しますが、いくつかはプリインストールされていて、後は気に入ったアプリ(無料~$4ぐらいのものが多い)を iTunes Store でアプリを買うような感じでダウンロードして使います。
下記の映像には、指の動きをどうセンスしているかがよくわかるプリインストールされているLEAP Motionのオリエンテーション用ソフト、MIDNIGHTというスクリーンセーバーのようなものを指で操作できるクリエイティブツール、ESCAPE VELOCITYという宇宙船を操作するゲームの3つを記録してみました。あれこれ他のツールも撮影してみたのですが、指の動きとアプリを同時に撮影するのが難しく、最終的にうまく撮影できたのがこれだけでした。LEAP Motion のアプリで遊ぶ
下記の映像は、1ヶ月前に LEAP Motion が届いた後に、パッケージを開封しながら、撮影したもので、大きさ感や Apple製品を意識したパッケージデザインを感じられると思います。Webブラウザを使うだけなら、PCでなくタブレットで十分ですが、この種の面白いデバイス(せいぜい1万円ぐらいのもの)をつなげて使うというおもしろさがまだまだPCにはありますね。
「ねむり時間計」1ヶ月ほど使い睡眠時間が10分ほど伸びました
オムロン「ねむり時間計」HSL-002Cを使い始めてから1ヶ月ほどが経ちました。何でも「見える化」というのは大事ですが、利用開始から約1ヶ月で平均睡眠時間が10分ほど延びました。まあまあの成果です。仕事の忙しさやおつきあい等により睡眠時間は変化しますが、短い睡眠時間の日が続くとそれが数字ではっきりするので、自然と”今日は少し早く寝よう”という気になります。歩数計で運動不足を把握したり、レコーディング・ダイエットでカロリーオーバーを把握するのと同じ効果です。
実は30代後半から40代前半の創業期の会社にいた頃に、ウィークデーの睡眠時間が1日数時間程度の期間が続き、いつの間にかショートスリーパーになったような気がします。専門家は睡眠時間の長短は遺伝子で決まっているようなことを言いますが、個人的にはほんとうにそうなの?と少し疑ってます。今は昔と違い、平均5時間前後は寝ていて、寝つきもよく、深く寝ている方だと思うのですが、もういい年なのでもう少し体にも気をつけた方がいいかなと思い初め、最近、睡眠時間を見える化する目的で「ねむり時間計」を買いました。
この「ねむり時間計」を枕の横あたりに置いて寝ると、機器の中にある加速度センサーが体の動きが検知し、入眠時間や眠りの深さが記録されるらしいです。その記録をスマートフォンへブルートゥースの無線通信でアップロードし(私の場合はiPhone5sへ)、1日、1週間、1ヶ月の切り口のわかりやすいグラフで確認します(この記事の一番下の動画を見ると操作性がよくわかると思います)。
1週間のデータ(睡眠時間、寝つき時間、就寝・起床時間、起床にかかった時間)は、9種類の動物の名前をつけた”ねむりタイプ”に分類され、ねむりに関する簡単なアドバイスが出てきます。ちなみに、私はずっと夜更かしの「フクロウ・タイプ」です。
この「ねむり時間計」のもう一ついいところは「ソフトウェア制御のインテリジェント目覚まし」である点であす。アラームは3パタン設定できて、その設定をスマートフォンへの無線通信により設定できます。私の場合、ウィークデーの2パタンとウィークエンドの1パタンの3パタンでアラームを使い分けています。アラームを鳴らす時間は、睡眠データを利用して希望起床時間近傍で起きやすそうな時間か、普通の目覚ましのように絶対時刻で設定でき、かつ、アラーム音量やスヌーズ間隔や鳴っている時間もパタン別に変更できます。今時のハイテク時代、目覚まし時計はこういう風にきめ細やかな設定ができるべきだと思います。
この種の機器設定をすべてスマートフォンに追い出した結果、機器のボタン類がものすごくすっきりしていて持ちやすく、ふとんの上においていても全然違和感がない、とてもいいデザインになっています。
ヤマダ電機で3Dプリンター Cube と CubeX の現物見てきました
池袋のヤマダ電機LABI1日本総本店3階の3Dプリンターコーナーへ行ってきました。家電量販店でもついに3Dプリンター販売開始かとニュースなっていたやつです。初めて3Dプリンターの現物を見たのですが、いろいろな色のエントリーマシン Cube とそれらで印刷されたプラスチックの造形物がプリンターの回りにずらりと並んでいて感動しました。後、上位機種の CubeX が2台ほど置かれていたのと、壁沿いに機種別に作られた造形物がショーケースの中にが置かれていました。
1台の Cube が実際に稼働していて、動画の通り、網状の iPhoneケースを印刷していましたが、夏休みなので朝早めに店に行き、店員さんを独り占めにして質問を浴びせてきました。最大の関心事は衝動買いで Cube を買うか、家で大避難を浴びつつ上位機種 CubeX 購入を強行突破するかに関わる質問群ですが、その差異が聞いてみてよくわかりました(とはいえ Cubeも16.8万円の10%ポイントバックでハードルは高いです!)。
Cubeでは16色の樹脂が使えるのですが、一つの造形物には1色しか使えません。デスクトップに置くなら造形物の大きさは14cm立方のものまでで1色のみ(ヘッドは1つ)でいいという割り切りをしているようです。上位機種の CubeX はそれより造形サイズを大きくしたいか(Cube比1辺最大2倍弱)、同時色数を増やしたいか(最大3色)、積層ピッチを細かくしたい(Cube比1/2)という方が購入されそうですが、家に置くには値段以上にスペースが問題になりそうです。
140 x 140 x 140mm、417,900円、1色 → Cube
275 x 265 x 240mm、417,900円、1色 → CubeX
230 x 265 x 240mm、459,900円、2色 → CubeX Duo
185 x 265 x 240mm、522,900円、3食 → CubeX Trio
3Dプリンターは樹脂を解かして薄く重ねていくことで造形しますが、使える樹脂はABS樹脂とPLA樹脂の2種類があり、できあがりの堅さ、口に入れた際の安全性、色の塗りやすさ等により樹脂を選択するそうです。実際、できあがった造形物を触って見ると微妙な弾力性の違いや、造形中の歪みがわかりました。3Dプリンターはデータ通りのサイズにできあがりそうに思いますが、実際にこの素材選択や熱管理というのがノウハウのようです。
3Dプリンターで利用するソフトとして、3次元図形データ用の標準フォーマットである.STLファイルを Cube での印刷用データに変換する Cube Software というものがあります。
これは単純に図形から積層印刷用のコマンドに変換するだけでなく、3次元図形を樹脂の積層で下から上に積み上げていく際に内部の構造をどうしておけば崩れないかの計算や、空中に浮いている図形を印刷時に支えるために後で取り除く取り除きやすい部位のデータ生成や、縦長の人形のようなものが倒れないような底面の薄い網のようなもののデータ生成など、物作りの詳細を意識しなくてもそれなりに物が作れる計算をしてくれます。このソフトは、3Dプリンターを購入しなくても、Cubifyのサイトからダウンロードして試すことができました。
Cube Softwareがあれば流通している3次元図形データを取り込んでリサイズしたり傾けたりして印刷することができますが、大元の3次元画像に手を入れたり、大元の3次元図形データを一から作成したい場合などには、3Dモデリングソフトが必要です。様々なソフトがあると思います我、Autodesk 123D などのフリーソフトを利用することもできます。
3次元図形データは Cubify が提供するマーケットプレイス以外にも、国内外で下記のようなものがあります。
DMM 3Dプリント: 3Dプリンターがなくても印刷も依頼できるサイト
DELMO: 3Dプリンター用フィギュアデータ共有サイト
Thingiverse: 3Dデータダウンロードサイト
Shapeways: 3Dプリンターデータのマーケットプレイス
その他諸々情報としては、Cube購入時に1つ樹脂がつきますが、その色は選べないそうです。また、Cubeには Wi-Fi は着いているものの、信頼性高くファイル転送するにはUSB経由でデータを移すのがお勧めだそうです。
帰りに池袋のヤマダ電機LABI1日本総本店のすぐ裏にあるビックカメラ池袋本店パソコン館2階にも3Dプリンターーがあるとの情報で立ち寄りましたが、写真の通り「自作する3Dプリンター CellP 組み立てキット」1台が展示されているだけでした。組立てキットは141,800円で組立てを依頼すると+35,000円とのことでした。対応してくれた店員さんは調整が難しいかもしれないので組立て依頼がお勧めなのと、3Dプリンターを買うのもいいけれど、DMMでは3D印刷のサービスなんかもやってますよと教えてくれました(これヤマダ電機対抗トーク?)。この3Dプリンターの領域、35年ぐらい前にパソコンの組み立てキットと完成品が店頭に併存していた時代を思い出させますね。
結局、Cube を買うかはまだ考え中なのですが、どう使うかのイメージがどれぐら膨らむか、マーケットプレイスにどれぐらい面白いものが手頃な値段で流通するかあたりが短期的な決め手になりそうです。今のところ、いいデザインや、おもしろ企画もの(例えばスタートレックの服装をした自分のフィギュア作りなど)はそれなりの値段がしています。先々は、複数色利用、樹脂の高級感、印刷スピードあたりが改善すると爆発しそうな気がします。