隠岐島の北西約160キロ、東京ドームのたった5倍の面積しかない小さな島、「竹島」(韓国名:トクト、「独島」)。この島をめぐる様々な動きが、韓国ドラマ・ブームをきっかけ醸成された日韓友好ブームに悪影響を及ぼしかねない状況となっています。韓国ドラマ・ファンの私としては気持ちは複雑です。「竹島の日」条例に対抗し、上陸した韓国観光船の乗客たちが、島で「ばんぜ~い、ばんぜ~い」と万歳三唱しているのを見て、日本/韓国のルーツとなる共通文化を感じながら、「あぁ、この問題自分で十分理解できてないな」と思い、ここしばらくの動きと、関連するページへのリンクを少し整理してみました。
【ここしばらくの動き】
3月16日に制定された島根県議会の「竹島の日」条例(竹島が1905年に日本に属することが決まって100周年を迎えたのを記念し2月22日を「竹島の日」と定めるというもの)への対抗措置として、韓国政府は、竹島への上陸規制を大幅に緩和し一般国民にも認めた。3月28日には、その第一陣の韓国観光船が竹島に上陸となった。下記のリンクにある、”島根県総務部総務課「かえれ!竹島」”は、かなりよく過去の事実が整理されています。英語・韓国語版もあり世界に向かって主張しています。一方、外務省「竹島問題」のページは、「竹島は、歴史的事実に照らしても、かつ国際法上も明らかに我が国固有の領土である。」と主張しつつも、日本語ページしかなく(4/2時点)、世界に向かってはアピール不足な気がします。
【関係ページへのリンク】
島根県総務部総務課「かえれ!竹島」
外務省「竹島問題」
竹島の日:島根県議会が条例案可決 韓国世論は反発
韓国観光船の乗客61人、竹島に上陸
「竹島問題」民間経済にも波及 団体旅行、キャンセル相次ぐ