ニンテンドーDSブラウザ = 手書き入力可能なネット対応”万能辞書”

Memory_1 Dsbrowser_1  「おいでよどうぶつの森」のために、ニンテンドーDSの Wi-Fi接続を完了した時から、Nintendo DS 用の Web Browser が出たら買いたいなと思っていたのですが、いざ「ニンテンドーDSブラウザ」が発売になってみると、「なんだかおもちゃみたいだしなぁ」とかいう迷いが出て(笑:おもちゃです)、購入をしばらく躊躇していたのですが Amazon のクーポンが送られてきたのがきっかけで、「ニンテンドーDSブラウザ」あっさり買ってしまいました。ちなみに、この製品、ネット通販しかしていない商品ですが、それなりにややこしい商品なので、普段パソコンのブラウザを利用している人に限定して販売したいのだと思います。
 パッケージには、ブラウザ・プログラムのカートリッジの他に、メモリー拡張カートリッジが付いています。ホーム設定のページは案外あっさりしていて、Webサイトへの3つのリンクと検索窓だけがついています。デフォルトの検索エンジン指定はヤフーですが、これを変更することはできます。
Keyboard_1Home  テキスト窓への入力は、タッチペンを利用したキーボードでもできますが、やっぱり気持ちのいい入力方法は、ニンテンドーDSならではの手書き入力でしょう。左右2つの大きな箱にどんどん手書き文字を入力していけば、漢字変換をさくさくとやっていきます。この入力を気に入っている人もたくさんいると思うので、単純にパソコンにUSB接続して、パソコンへの入力デバイスにするようなものが、お手頃価格出てくれば結構売れるんじゃないかと思ってます。
 ブラウザは、ニンテンドーDSらしく、2画面とタッチペンをうまくつかったものになっていて、「2画面モード」というものと、「縦長モード」というのがあります。

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Updown1Updown2_1   「2画面モード」は、1つの画面にWebサイト全体を映し、そのうちのどの部分を拡大しているかを示す「スコープ」という半透明シートのようなものがオーバーレイされており、それをタッチペンでスライドすることで拡大する場所を移動できます。もう1つの画面では、そのスコープの部分を画面いっぱいに拡大して見ることができます。DSの画面は下側の窓しかタッチペンが使えないので、2つの画面を入れ替えるボタンがブラウザについています。普通は、まず、下の画面でWeb全体を映し、「スコープ」をタッチペンで動かしながら必要な情報がどこになるかを定め、クリックするべきところが出てくれば画面の上下を切り換えて、その部分をタッチペンでクリックするという手順になります。はじめは、???という感じでしたが、そのうち、ゲーム感覚でなんとなく適応してきました。
 「縦長モード」は、単純に上下の窓を2つつないで画面を縦スクロールするものですが、文字情報をたくさん眺める時には結構便利です。それぞれのモードでは、タッチペン操作の他にゲーム機本体のボタンも使えます。たとえば、画面の切替は「Xボタン」を使うなど。
 結局、いろいろ使ってみた結果、Webブラウザの初期設定は、「ズーム50%、2画面モード」を標準にして、上下画面切替しながら使うというところが私の定番利用スタイルになりました。いくつかの記事でスピードが遅いということが書かれていましたが、確かに、パソコン並とはいきませんが、携帯電話でWebブラウザを見ているような感じで、入力がそれよりは楽というゾーンではないでしょうか。
Tatenaga 一通り、「ニンテンドーDSブラウザ」を使ってみて、さて、冷静にこれを何に使うのが一番いいかなと思った時に、一番よさそうな定番的な利用方法は「手書き入力機能付ネット対応”万能辞書”」ではないかと思いました。実際、DSブラウザでこのようなことを行いたい時は、①メガネボタンを押す、②手書きで検索したい文字を入力をする、③検索ボタンを押す、のアクションだけで、検索サイトの検索結果ページまでいきますから、その後、検索サイトで、④辞書ボタンを押してもいいですし、そのワードに対応しそうな説明ページのリンクに移ってもよいです。居間に一台このような環境を転がしておけば、ノートPCのようにじゃまにもならず、好きな時に、手書き入力で誰でも辞書が引けるという風になるかもしれません。

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ニンテンドーDSブラウザ = 手書き入力可能なネット対応”万能辞書” への7件のフィードバック

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