2月1日の金曜日、会社からの帰り道、ふと携帯電話に入ったビッグニュース"
マイクロソフトのヤフー買収提案"。買収金額は国内大手電機メーカーの年間売上規模(利益じゃなですよ)に匹敵する5兆円弱(446億ドル)という数字を見て、ちょっとため息。絶対値だけいうと気が遠くなりそうな買収額ですが、昨年のインターネット広告会社 aQuantive の買収額の7~8倍(60億ドル)というのを考えると、ヤフーってそんなバリューだったんだと考えるのか、aQuantive が高すぎたと考えるのか。
帰宅すれば、ワールドビジネスサテライトの冒頭でもさっそくフォーカスしてるし、翌日の朝刊では日経新聞も朝日新聞も1面トップ。テレビでも新聞でも米国でのインターネット広告売上規模比較、検索サイト・シェア比較をし、ヤフーとマイクロソフトを足してもグーグルに及ばないことがフォーカスされているものの、何故か国内ではヤフーのシェアが圧倒的なトップでグーグルを圧倒していて、この買収が国内でどのように影響していくのかについて分析している記事や論評に遭遇しません(読み飛ばしているかも)。先回りしすぎかもしれませんが、記事の大きさのわりにやや物足りなさを感じた1面トップ・ラッシュでした。