従来の太陽のイメージを覆す画期的な映像を送り続けている太陽観測用衛星「ひので」

 "今世紀最長の皆既日食を見る! 日食メガネで準備万端"の記事に、7月22日の皆既日食のために購入した日食メガネの写真と、今回の皆既日食がいかに凄いかの情報を書きましたが、書いているうちに太陽のことがどんどん知りたくなり、3年前に打ち上げられた太陽観測用衛星「ひので」のサイトへ到達しましたが、このサイトには従来の太陽のイメージを覆す画期的な映像がたくさんアーカイブされています。下記は、YouTubeに上がっているすばらしい映像4つを厳選して紹介します。
 太陽の11年周期の黒点活動はよく知られていますが、これらの映像を見ていると「黒点」というものは「点」という言葉から受けるイメージ以上に恐ろしくダイナミックなものだというのがよ~くわかります。また、太陽のS極・N極は約11年周期で反転するそうですが、直径で地球の109倍ある太陽の磁場が、宇宙的時間からいうと凄く短い11年で何度もコロコロ変わるというのは想像を絶するものがあります。

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従来の太陽のイメージを覆す画期的な映像を送り続けている太陽観測用衛星「ひので」 への5件のフィードバック

  1. 今世紀最長の皆既日食を見る! 日食メガネで準備万端

     いよいよ今週7月22日に皆既日食がやってきます。地球の表面を時速4400キロで

  2. デジタルな広告たち のコメント:

    NASAコンステレーション計画に見る宇宙飛行計画に感動

    「コンステレーション計画」で利用される次世代宇宙船の「オリオン」は、スペースシャトルの老朽化と高運用コストを改善するために、アポロ型宇宙船を10回ほど再利用できる形にして6人まで搭乗できるようにしたものです。ロケットの方も143トンまでの荷物を地球周回軌道にまで運ぶことができる「アレスV」というものと、25トンまでの荷物を打ち上げる「アレスⅠ」という標準ロケットを開発し、惑星毎やミッション毎にロケットを作らず、これらのロケットで荷物を何度かに分けて打ち上げて地球周回軌道や惑星の周回軌道上でドッキング…

  3. デジタルな広告たち のコメント:

    ホーキング博士、NASA記念講演で「人類はなぜ宇宙の誰からも連絡を受けなかったのか」と問題提起

    宇宙論で著名なイギリスの物理学者ホーキング博士のNASA50周年記念講演「何故我々は宇宙に行かねばならないのか」という話がおもしろかったので、原文に遡り紹介したいと思います。…

  4. デジタルな広告たち のコメント:

    アポロ11号月面着陸40周年記念でNASA月面活動ビデオをデジタル修復して公開

    NASAは7月20日のアポロ11号月面着陸40周年記念行事の一環として、アポロ11号のアームストロング船長が月面へ着地したシーンや月面活動のシーンをデジタル修復して公開しました。40年前の感動が蘇ります。…

  5. デジタルな広告たち のコメント:

    東京でも見えた日食、厚い雲で日食メガネ要らず

    天空が少し明るくなり、なんと雲の合間から、たったの3秒間ではあるが、三日月型の太陽がのぞいた。「やった、東京でも日食が見えた」。太陽は、厚い雲に遮られていたため、用意周到に準備した日食メガネも使わず、肉眼で十分観察することができた。めでたし。…

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