3月15日に CyberZ社よりスマートフォン広告市場動向調査の発表がありました。2012年の日本のスマートフォン広告市場規模は856億円億円(前年比3.4倍)としており、先日の電通発表「日本の広告費」のインターネット広告費全体と比較すると10%程度の規模感ということになります(媒体費で比較すると13%程度、ただし元データが違うので目安でしかない)。また、今回CyberZ社発表のスマートフォン広告市場規模予測では2013年で1000億円超、2017年で2000億円超としています。
また、商品別売上規模は、リスティング広告、ディスプレイ広告、成果報酬型広告が大凡6:3:1の比率のまま成長していき、販売チャネル別売上規模もオンライン対オフラインが大凡1:2の比率のまま成長していくという予測数字となっています(この種の予測値で販売チャネル別売上予測は珍しいです)。
CyberZ社のプレス文では、商品別の市場予測グラフと、販売チャネル別の表が記載されていましたが、これを重ねていっしょに参照したいと思い、グラフ化してみました。リスティング広告もRTB型のディスプレイ広告もオンライン購入可能ですが、広告主からの直接のオンライン購入比率は5年後もあまり変わっていないとしているのは興味深いです。
【 2004年~2011年の「日本の広告費」に関するの記事目次 】