2月20日に、電通より恒例の「日本の広告費」の発表がありました。2013年の日本の総広告費は5兆9762億円(前年比101.4%)と2年連続で前年実績を上回りました。インターネット広告費は、前年比108.1%の9381億円(媒体費億7203円、制作費2178億円)となりました。
2013年度の運用型広告費は4122億円(前年比121.4%)、枠売り広告費は3081億円(前年比95.2%)となり、運用型広告費:枠売り広告費=6:4という比率になりました(昨年は5:5)。
2013年の運用型広告費の伸びは、スマフォ/タブレットの普及による検索連動型広告費の拡大と、DSPの普及によるものが大きいとのことです。
4マス広告費は100.1%と微増ながら2年連続で前年実績を上回りました。一方、インターネット広告費は、現在の集計方法に変わった2005年以降の8年間で市場規模が約3.7倍拡大しました。インターネット広告費の2014年の成長率が2013年と同程度となれば、いよいよ”2014年はインターネット広告市場規模1兆円超の年”になりそうです。