今年で3年目になりますが、兵庫県立大学大学院応用情報科学研究科の「Eビジネス論」(中本教授)の講義の一コマとして、「Web2.0時代のインターネット広告」と題した講演をしてきました。この講義、神戸ハーバーランドの23階にある海が見える教室というとても気持ちのいいシチュエーションで行われます。
この講義を始めた3年前では、インターネットの視聴時間がテレビの視聴時間の数分の一にまで追いついてきている過程そのものがおもしろい話題でしたが、教室での挙手による即席アンケートでは、学生の半数が「テレビとネットの視聴時間が半々」という感じであり、数年の間に相当ネット視聴時間が進んだことが感じられました。中には、インターネット視聴時間が100%という強者もいたりしましたが、確かにテレビがなくてもテレビ・ニュースや新聞情報はインターネットで十分読めますから、その意味でテレビがなくても困らなくなっているのでしょう。
翌日、2008年の新卒採用のための会社説明会を開催した際にも、同様の挙手による即席アンケートをしてみましたが、前日と同様、「テレビとネットの視聴時間が半々」という感じでした。会社説明会の出席者の多くは文系3年生でしたので、決して情報科学研究科の大学院生だから、ネット視聴時間が長いということでもなさそうでした。
中学で講演しました~今時の中学生のほとんどは家でインターネットを使う
息子の中学で、中2・中3向けの「職業を考える会」というのがあり、「仕事そのものの話/勉強が社会に出て仕事に役にたっているか/就職のきっかけ」について保護者の中で話をしてくれる人がいないかという募集があり、家内が熱心に勧めるので、普段の教育面での罪滅ぼし?も含めてトライしてみました。大学生には何度か講演はしたことがあるものの、いざ中学生に話をするとなると、どういう切り口がよいのかちょっと迷いました。今回は、
①インターネット広告会社の仕事とお金の儲け方
②仕事の中でどう勉強が役に立っているのか(…
窓の外は神戸の海、「兵庫県立大学大学院」で講義
兵庫県立大学大学院応用情報科学研究科の中本幸一教授のお誘いで、昨年に引き続き、非常勤講師として「インターネット広告ビジネス最前線」に関する講演をさせていただきました。キャンパスは神戸の港に近い、神戸ハーバーランドセンタービルの22階と23階にある、見晴らしのよいキャンパスです。特に、講義室の一番前に立つと、教室後ろの窓に神戸の海が見え、講義をしていて、とても気持ちのよいところでした。…
野村総研「HDRユーザーの平均CMスキップ率6割、540億円のCM価値損失推定」は正しいのか
5/31に野村総研が発表した、「企業の広告・宣伝手法は、マスメディアから個別対応のITメディアへ~HDRユーザの過半数がテレビCM80%スキップ、今年の損失総額は約540億円に~」は、たいへん業界インパクトの大きい発表でした。発表の持つ定性的な意味はよく理解できますし、ネット広告業界に生きる身としては、「その通り!」と言いたくなりますが、プレスをよ~く見ると、計算方法にやや疑問があるのと、もう一歩踏み込んで調査して欲しかったと思うところがあります。…
世界100チームが参加の経営ゲーム
今年は3回の土曜日を使って、青山学院大学国際マネジメント研究科の教育のお手伝いをすることになりました。具体的には、岩井教授がご担当されている、米国カーネギーメロン大学が主催し、世界中で500名のMBAの学生が参加している「マネージメント・ゲーム」の指導を行います。カリキュラムは非常によくできていて、MBAの学生が4~5名で腕時計の会社を3年間、6カ国のマーケットを対象に経営するというもので、カーネギメロン大学に世界中から約100チーム分ビジネスプランが飛んできて、これを競争環境の中でシミュレーシ…
徳島大学知能情報工学科の大学院生向けに「インターネット広告ビジネス」の講演
先週11月19日に非常勤講師として、徳島大学知能情報工学科の修士課程の1年生約30名に「インターネット広告ビジネスの最前線」と題して、インターネット広告の具体事例やメディア・サイト側から企業サイト側までのさまざまな最適化技術について講演してきました。…
4年目の兵庫県立大学大学院「インターネット広告ビジネス」の講演は3時間越え
今年で4年目になる「兵庫県立大学大学院応用情報科学研究科」の大学院1年生向けの特別講義を行いました。テーマは「インターネット広告ビジネスの最前線」とし、下記のようなインターネット広告に関する媒体サイト側から広告サイト側までの各種最適化手法について具体例を解説しました。今年ははじめて3時間10分という長時間講義に挑戦することになりました。…