今年は年男ということで家内が、近所の鳥越神社の節分祭追難式(豆まき)に申し込んでくれました。朝から東京都心でも3センチの積雪となり、豆まきの開始30分前の15時30頃までは、境内には消防団と警察署の人しかおらず、どうなることかと思いましたが、開始の頃には小雨まじりの小雪の中、例年より人手は少ないものの、それなりに人が集まりました。
社務所の待合室で45分ほど待った後、略式の羽織袴を背広の上から速攻で着せてもらい、神主さんにお祓いをしてもらった後、小さな福豆袋10数袋ほどと、福小判(財布に入れて持つと小銭の貯まると言われるもの)2袋が入った大きな升を受取り、豆まきの舞台へ6人ほどずつ進み、「鬼は~外、福は~内」の声にあわせて、境内に向かって福豆袋と福小判をまきました。福小判狙いで「こっちに投げてくれ」という熱い視線を舞台に向けて来る人、紙袋を広げてここに入れてくれ~と待つ人、口をあけて豆をここに入れてと舞台の直下で上を見上げる子供と、舞台の上からでも熱いものを感じます。ほんとうに豆をまいているだけの時間は正味1分もないと思うのですが、今回は初めての経験でどれぐらのペースで豆をまけばよいかがわからず、最後にだいぶ残った豆を固めてまくことになりました。豆まきが終わり、羽織袴を速攻で脱ぎ捨て、社務所に戻ると御子さんが御神酒を用意してくれていて、これをいただいた後、町内会のご長老の皆様と一本締めをして、お土産をもらい解散となりました。
ちなみに、昔は福豆袋でなく、ほんとうに豆をまいていたそうですが、行事が終わってから豆の掃除がたいへんだったそうですし、これなら受け損ねて下に落ちても、拾えば問題なく食べることができますし、また、受け取った袋が福小判かもしれないというドキドキ感もありますから、なかなかよくできたシステムだと思います。
家に帰り、しみじみと豆を食べて感じたことは、「豆って昔こんなにおいしかったかなぁ」ということです。年々の品種改良で豆がおいしくなったのか、年とともにいろいろなものがおいしく感じるようになっているのか、なかなか興味深いところです。
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