「科学」カテゴリーアーカイブ
今年で10周年記念「インターネット広告ビジネス」の特別講義(兵庫県立大学大学院)
気がつけばもう1ヶ月以上前になりますが、今年も恒例の兵庫県立大学大学院応用情報科学研究科でのインターネット広告ビジネスの特別講義を行いました。今年で遂に10周年(といっても途中1年お休みしたので9回目)。年々インターネット広告の対象範囲が広がっていきますので、3時間の長めの講義とはいえ、やはり対象の絞り込みが必要になります。今年はやや広告配信技術よりに寄せてみました。?
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ヤマダ電機で3Dプリンター Cube と CubeX の現物見てきました
池袋のヤマダ電機LABI1日本総本店3階の3Dプリンターコーナーへ行ってきました。家電量販店でもついに3Dプリンター販売開始かとニュースなっていたやつです。初めて3Dプリンターの現物を見たのですが、いろいろな色のエントリーマシン Cube とそれらで印刷されたプラスチックの造形物がプリンターの回りにずらりと並んでいて感動しました。後、上位機種の CubeX が2台ほど置かれていたのと、壁沿いに機種別に作られた造形物がショーケースの中にが置かれていました。
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9年目・8回目の兵庫県立大学大学院「インターネット広告ビジネス」の特別講義
今年で9年目、8回目となった兵庫県立大学大学院応用情報科学研究科での「インターネット広告ビジネスの最前線」の3時間にわたる特別講義の内容は、大きな流れでは同じですが、昨年1年スキップしたこともあり、内容をかなり変えてみました。
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数十年ぶりに出会った「汽車会社 蒸気機関車製造史」に感動
一昨年亡くなった父の本棚から、40年前に発行された「汽車会社蒸気機関車製造史」という本を持ち帰った。「汽車会社」は、鉄道の父「井上勝」が鉄道庁長官を退官後、1896年に大阪に設立した国産鉄道車両メーカーで、この本が発行された1972年に川崎重工と合併するまでの70年以上にわたり、数々の機関車・車両を製造してきたメーカーである。父はSLファンではなく、汽車会社の社員だった。消えゆくJR関西線のSLを追いかけていたのは、父ではなく私の方だった。だから、ある日、父がこの本を家に持ち帰った時も、それが貴重な本であることはすぐにわかった。この本を最後に見たのは中高生ぐらいだったと思うので、この本に出会ったのは数十年ぶりということになる。
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「地球生命の火星起源説」~カリフォルニア工科大学ジョセフ・カーシュビンク教授~
「地球生命の火星起源説」が、NHKコスミック・フロント「私たちは火星人!?」で紹介されていて、わくわくしました。生命誕生には高分子な物質が自然発生する環境が必要で、それには陸と海の境界線が理想的だが、生命が誕生したと推定される40億年前の地球には海だけで陸がなかった。一方、40億年前の火星には海と陸の両方があり、より生命誕生には適していた。火星で誕生し岩石の中で生息していた細菌が、火星への隕石衝突の結果、宇宙へ飛び出し、地球までやってきたと考える方が可能性が高いという話でした。
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20年前の自分の技術論文にGoogle Booksで再会
アルファベットで自分の名前を検索していたら、20年前にNECで並列計算機用オペレーティング・システム(OS)の開発をしていた時の英語の技術論文全文にヒットしました。自分でもすでにどこにいったかわからない文書にネット上で遭遇するというのはちょっと不思議な気分です。
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世界最速スパコン「京」が入っている建物の前の巨大そろばんのオブジェ
世界最高速スパコン「京」の全面広告が掲載されてました。800台ものラックがずらりと並び建物全体がスパコンになっていて、全体で1秒間に1京回の計算ができる優れものです。この「京」は、神戸ポートアイランドにある理化学研究所計算科学研究機構の建物の中に鎮座しています。この夏、隣接している兵庫県立大学大学院に、非常勤講師として特別講義に行った際に撮影した写真をいつかブログにアップします。
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NII論文情報ナビゲータ CiNii (サイニィ)
「国立情報学研究所(NII)論文情報ナビゲータ CiNii」内に登録されていたの25年前の懐かしい自分の論文を見つけました。CiNii内で改めて自分の名前で検索してみると、情報処理学会、NEC技報、電気協会報に登録された9件の論文が4人分の名前に分かれてで登録されていました。OS/並列プログラミング時代、Webサービス/ISP構築時代、ネット広告時代の思い出が蘇りました。
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確率論的地震動予測地図
今月の科学雑誌 Newton の特集は「原発と大震災」で110ページにわたって、東関東大震災、巨大地震発生メカニズム、福島第一原発事故、次にひかえる超巨大地震という内容になっています。その特集の最後にあった、地震調査委員会公表の2010年1月規準の「確率論的地震動予測地図」に興味を持ち、少し検索してみると、このデータを元にした「地震ハザードステーション」というサイトがあり、よくできていると思いましたので紹介します。
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3D映画「アバター」、BMIが理解できないとキツイかも
先日、話題の3D映画「アバター」を見に行ってきました。「3D映画も見とかなきゃな」ぐらいの軽い気持ちで行ったのですが、構想14年・製作4年というだけあって、相当緻密な映画で、驚きました。SF映画とは言え、あれだけの話題作となるとそれなりに年齢が高い人もたくさん来ていて、帰りのロビーでオバサマたちが「なんだかよくわからなかったけど、あれ夢だったのかしら?帰って息子にあらすじ聞いて見るわ」と言っているのが聞こえてきました。確かに冒頭でそんなに丁寧にアバターの説明していないので、最近話題の「考えるだけで機械が動くBMI」とかのニュースなんかを見たことがある人やSF的な素養がないと、ちょっと内容についていくのがキツイかもしれません。
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