「正座イス」の工作

Esizaisu_2「正座イス」というのを知っていますか?正座をする時に足がしびれにくいようにお知りの下に入れる小さいイスです。先日、近所の国立科学博物館で「技術の達人によるものづくり教室」というのがあり、小学生の子供が参加して作って来ました。台東区伝統工芸振興会の大工さんが子供に作り方を指導してくれたのですが、さすが職人さん、図面はなく、「できあがりのものをよく見ること」と言い、後は要所要所で指導するだけです。ただ木を張り合わせただけにも見えますが、木工工作の基本の「面取り」を教える教材になっています。親バカですが、よくできていると思います。写真を見ると一瞬、下駄の作りかけかという気もしますが(ちょっと縦に短いですが)、V字型の開いた方を前にして正座します。使ってみると確かに正座してもしばらく足がしびれてくることはありません。先日、10年前に留学していた時に買ったすごく大きなアメリカ製の机を捨てて、畳の上で使うこじんまりした「文机」にしたために、長時間座っていると腰が痛くなる時があるのですが、その時にはこれに座って背筋を伸ばすとちょっと楽になります。

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「正座イス」の工作 への1件のコメント

  1. デジタルな広告たち のコメント:

    「からくり人形」の制作(その1)「茶運び人形」

    5月の連休前のNHKスペシャルで、「万年時計の謎に挑む 江戸時代の天才vs現代の技術者」というタイトルで、東芝の創業者「田中久重」、別名「からくり儀右衛門」と「からくり人形」にたいへん興味を持ち、関連のホームページをいろいろ見ていたところ、学研の「大人の科学」シリーズにある「からくり人形スペシャルパック」なるものに遭遇し、衝動買いしてしましました。…

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