「心はかたちを求め、かたちは心をすすめる」~気になるコピー(その2)~

NEC_0008 「心はかたちを求め、かたちは心をすすめる」。銀座線の終点の浅草駅~上野駅~末広町(秋葉原のあたり)の6つの駅のホームでよく見かける広告に「心はかたちを求め、かたちは心をすすめる」という仏壇仏具屋さんの妙に気になるコピーがあります。先祖等を思う心を深めるためには仏壇仏具という形あるものが必要で、そういう形あるものにより、いっそう思いが深いものになっていくという意味合いのコピーだと思うのですが、このコピーはいろいろなシチュエーションでも使えるワイルドカードだなと感じました。考えのまとまらない人が相談に来た場合に、「一度ノートに問題点を書き出してごらんよ。頭が整理できるから」とアドバイスするのもこのシチュエーションですし、「夢をかなえなかったら、手帳に書き留めて毎日それを見つめてご覧」という熊谷手帳もこの類だと思います。

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「心はかたちを求め、かたちは心をすすめる」~気になるコピー(その2)~ への4件のフィードバック

  1. デジタルな広告たち のコメント:

    気になるコピー

    電車で移動途中に車窓から目に飛び込んだ看板のコピーがなかなか頭を離れない時ってあ

  2. デジタルな広告たち のコメント:

    「鳥越祭」は江戸の三大祭りか?

    東京下町の祭りは、神田祭に始まり、三社祭と続き、鳥越祭で終わります。この週末、自宅の回りは、「鳥越祭」で賑やかでした。

  3. デジタルな広告たち のコメント:

    「下谷神社例大祭」~上野・浅草の風景(その3)~

    上野駅から浅草通りを東に歩いていくと、突然、大きく真っ赤な下谷神社の鳥居が目に入ってきます。回りがオフィスビルだけなので、ここに神社があることを知らない人は結構ギョッとすると思います。普段は鳥居以外はあまり目立たないひっそりした神社ですが、「下谷神社例大祭」の頃だけは賑やかになります。…

  4. デジタルな広告たち のコメント:

    20世紀初頭の南極探検隊員募集で成功した伝説の広告クリエイティブ

    20世紀初頭、厳寒の地での危険な仕事ながら僅かな報酬しかない南極探検隊の仕事に、5千人もの応募者を集めたという伝説の広告クリエイティブの原典を調べてみました。

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