死んだはずの恋人がよみがえる韓国恋愛ドラマ王道パタンのルーツは日本/韓国?

<チェ・ジウ版>101回目のプロポーズ「第101次求婚」と、<キム・ヒソン版>やまとなでしこ「窈窕淑女」(ヨウチョウシュクジョ)を同じ日に見ていてふと思ったのですが、韓国恋愛ドラマに多い「死んだはずの恋人がよみがえる」というパタンのルーツは日本なんでしょうか?韓国なんでしょうか?

【仮説1】少なくとも最近のドラマで言えば、日本の「101回目のプロポーズ」からだ

日本(1991年):「101回目のプロポーズ」<浅野温子>
日本(2000年):「やまとなでしこ」<松嶋菜々子>(これはよみがえりパタンでない)
韓国(2002年):「冬のソナタ」<チェ・ジウ>
韓国(2003年):「天国の階段」<チェ・ジウ>
韓国(2003年):「窈窕淑女」<キム・ヒソン版>やまとなでしこ
韓国(2004年):「第101次求婚」<チェ・ジウ版>101回目のプロポーズ
韓国(2005年):「悲しき恋歌」<キム・ヒソン>

【仮説2】よみがえり方のバリエーションの多さから見て韓国がルーツとみるべきだろう

101回目のプロポーズが、①死んだ彼にまったくそっくりの人が現れるのに対して、韓国ものでは、②記憶喪失のため本人もわからなかった、③死んだと言うのがそもそも間違いだった、④実は里子に出していた姉妹だった、等いろいろな「よみがえり方」のバリエーションがあり、韓国には同種の伝統の物語がいろいろあるに違いない

【仮説3】日本、韓国共通のアジア圏にある、もしかして中国起源の悲しい物語のパタンである

【仮説4】ギリシャ神話のようなトーンもあり、ヨーロッパからシルクロードを渡り、中国を経由してアジア圏に広がったものである

う~ん、ちょっと文学を勉強しないといけないかも。

下調べもなしに気軽に書きましたが、「死んだはずの恋人が」というキーワード検索すると恐ろしくたくさんの検索結果が出ます。結構一般的な物語のモチーフなのですね。

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死んだはずの恋人がよみがえる韓国恋愛ドラマ王道パタンのルーツは日本/韓国? への7件のフィードバック

  1. デジタルな広告たち のコメント:

    「<チェ・ジウ版>101回目のプロポーズ」、浅野温子版よりいいですね

    主演:浅野温子→チェ・ジウ、ロケ地:東京→上海、言語:日本語→北京語の「101回目のプロポーズ」ですが、チェ・ジウは淺野温子より悲しげでいいですし、上海の壮大な景色も抜群です。…

  2. デジタルな広告たち のコメント:

    窈窕淑女(ヨウチョウシュクジョ):「やまとなでしこ」をキム・ヒソン主演でリメイク

    前クールで、土曜日・夕刻のフジテレビの「悲しき恋歌」が終わり、土曜日・夜の「オールイン」が終わり、恋愛系韓国ドラマがいっきに地上波から消え、少しさみしい思いをしていたのですが、1カ月ほど前に購入したAQUOSのおかげで?BS放送を見る機会が増え、キム・ヒソンの「窈窕淑女(ヨウチョウシュクジョ)」と、チェ・ジウの「第101次求婚」にはまっています。…

  3. デジタルな広告たち のコメント:

    「悲しき恋歌」「天国の階段」「冬のソナタ」、5つの共通点

    「悲しき恋歌」を見ていて、「天国の階段」「冬のソナタ」といろいろと似ているところがあるなと漠然とは感じていたのですが、下記に分解してみました。最低5つはありますね。

  4. デジタルな広告たち のコメント:

    「第101次求婚」: 「101回目のプロポーズ」、チェ・ジウ主演でリメイク

    「僕は死にましぇん」のセリフで一世を風靡した、浅野温子/武田鉄矢主演のあの人気ドラマ「101回目のプロポーズ」(1991年)が、韓国の人気脚本家に脚色され、北京語に翻訳され、しかも、チェ・ジウ主演でリメイクされていたとは知りませんでした。…

  5. デジタルな広告たち のコメント:

    キム・ヒソンは、悲しき恋歌のヘインとは正反対の、明るくて気さくな大女優

    8/10に来日したキム・ヒソンの様子を8/20のフジテレビの「韓タメ!」の独占密着レポートで見ました。空港や記者会見の様子を見ていて、堂々と日本語で挨拶したり、歌のリクエストにどうどうとアカペラで歌うなど、すごく明るい度胸のある女優さんだと思いました。実際、「悲しき恋歌」以外のドラマでは、前向きな現代女性を演じることが多いようです。顔立ち・プロポーションも抜群で、韓国女優ナンバーワンという人がいるのも頷けます。…

  6. デジタルな広告たち のコメント:

    キム・ヒソンも歌う「悲しき恋歌」のオリジナル・サウンドトラック

    「悲しき恋歌」のオリジナル・サウンドトラック買いました。なかなかいいです。ドラマで何度もかかるユン・ゴンの「別れようと」「愛してるのなら」の他、ヘインが歌う「何度も別れても」をキャストのキム・ヒソンが歌うバージョンも入っています。…

  7. デジタルな広告たち のコメント:

    キム・ヒソン/グォン・サンウの「悲しき恋歌」の最終回を1年ぶり見る

    キム・ヒソン出演の韓国ドラマを見たのは、この「悲しき恋歌」が初めてだったので、1年前のキム・ヒソンのイメージは清楚な女優さんというイメージだったのですが、この1年間に、キム・ヒソン出演の「窈窕淑女」や「プロポーズ」を見たせいで、最近はどちらかというとお転婆な女優さんというイメージに変わっていたのですが、あらためてキム・ヒソン演じる「悲しき恋歌」のパク・ヘイン役はいいなぁと思いました。…

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