上海紹介で必ず出てくる映像は、上海の市内を横切る川の「黄浦江(こうほこう)」の東側にある東洋一高いテレビ塔「東方明珠塔」と、西岸にある租界時代の西洋建築群が多数ある「外灘(わいたん)エリア」です。
マンガから飛び出したような色と形の「東方明珠塔」は、東京タワーの333mを超える468mのテレビ塔で、2011年完成予定の611mの東京スカイツリーができるまでは、日本のタワーはこの高さを超えられない高さです。
旅行先を北京にしなかったのは、オリンピックのためのセキュリティ・チェックで思ったように移動できないだろうと思ったからですが、上海でも公共機関でのチェックは厳しく、カバンにノート・パソコンを入れていた私は、タワーの入り口でこれを一時預けないといけない事態となり、写真にある右手の一時預かりのタグを身につけて、タワーを上りました。タワーには3つの展望台がありましたが、真ん中の263mのところまで上りました。
写真には「黄浦江」の対岸の「外灘エリア」にある西洋建築群(銀行など金融機関が利用しているところが多かったように思います)も、その向こうの人民公園あたりにある宿泊先の高層ホテル Le Royal Meridien Shanghai も映っています。また、森ビルが上海で建築中の地上101階、高さ492mの「上海ワールド・ファイナンシャル・センター」も映っています。 当初このビルの上部は丸い空洞の設計だったのが、それでは日の丸をイメージすることになるというので四角の空洞に変わったそうです。それにしても、上海の高層ビル群のスケールには、ほんとうに驚かされます。地震がない大陸故、実現できるのでしょうね。
【 記事一覧 】
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東京スカイツリーの建設現場を一回りしてきました
1週間前に地上デジタル放送電波塔「東京スカイツリー」(第2東京タワー)の起工式があったというニュースがあり、建設現場が一番よく見える「業平(なりひら)駅」へ行ってきました。…
東京スカイツリー、タワーの中心が5階のフロア部分までできてます(2009年3月)
東京スカイツリーの起工式のあった昨年7月から8ヶ月が経ち、そろそろタワーもある程度できてきたかなと思い、散歩がてらにぶらりと行ってきました。前回同様東武伊勢崎線業平橋駅の上からが一番現場がよく見えるので、行きは電車で行きましたが、タワーの中心が5階のフロア部分までがしっかりできていました。…