今年も1月末に、非常勤講師として、徳島大学知能情報工学科大学院生向けに「インターネット広告ビジネス」の講義をしてきました。今回はその講義の中身の話ではなく、その出張の時に初めて利用した「JALタッチ&ゴーサービス」と、これに連動した「QuiC×マクドナルドキャンペーン」に関する話です。
すでに「JALタッチ&ゴーサービス」を利用している人には、なんてことない話ですが、このサービスは下記のような流れで使えます。
1.PCか携帯で「Webチェックイン」する
2.保安検査場で1回目の「タッチ&ゴー」をして、ロール紙に印刷された搭乗案内を受け取る
3.搭乗口で2回目の「タッチ&ゴー」をする
今回、初めて使う際に、なんとなく不安と疑問を持っていたのは、
A.保安検査場の通過
搭乗口には、駅の改札のような搭乗券を差し込んで半券を取り出す機械があったので、きっとあれにICカードリーダーなんかが装備されたものがあるんだろうなとイメージがわくものの、はたして保安検査場にはどんな仕組みがあるのかが疑問でしたが、実際には、保安検査場でくぐるセキュリティゲートの横の机に小さなカードリーダ+バーコードリーダー+ロール紙印刷機が置かれていて、紙の搭乗券がなくても通過できます。
B.複数の通過用パスの選択
おサイフケータイ 、携帯電話ディスプレイ上の2次元バーコード、ICカードのどれでも使えそうですが、今回は下記の「C」の件がありICカードを利用しました。
C.携帯サイトの一時的なバグ?
JALの携帯サイトで「Webチェックイン」しようとしたのですが、その時点でのサイトのバグのせいか、搭乗便選択用のラジオボタンが表示されず、しかたなくPCで「Webチェックイン」をしました。PC上のサイトにも2次元バーコードが記載されるそうですが焦っていたせいか、気がつきませんでした。………<続きを読む>………
「タッチ&ゴー」の話はこれぐらいにして、実際にこれを利用した「QuiC×マクドナルドキャンペーン」の話をしましょう。写真は上記「B」で説明した保安検査場のリーダー&プリンターの用紙がロール紙タイプのもので、表面には搭乗案内が書かれていて、裏面には表面の情報とは無関係に、あらかじめカラー印刷されたマクドナルドの商品名がずらりと並んでいます。表面の搭乗案内の都合で、たまたま切れた裏面に少しでも商品情報が認識できるものであれば、これをマクドナルドの店頭に持っていって、その商品がタダでもらえるというものです。ビッグマックが出たらうれしいし、コーヒーだとちょっと残念という感じです。
この仕組み私にはとっても懐かしくて、20年弱前に米国留学させてもらっていた頃、家がスタンフォード大学と今のグーグル本社のちょうど真ん中あたりにあって、近くの「Target」や「Safeway」のスーパーマーケットにいくと、レシートの裏にたくさんのクーポンが書かれていて、いつも近くの洗車場のクーポンがあたるのを楽しみにしてました。このレーシート裏のクーポン、米国だと相当前からある仕組みですが、日本での利用はまだまだ限定的な気がします。
ポスター+ケータイ活用の”竹鶴ミッション2008「銀座バーを体感せよ」キャンペーン”
銀座の地下通路を歩いていたら、ニッカウィスキー「竹鶴」をテーマにした「金賞が飲める銀座のBARはコチラから。」のポスターがいたるところにあって、よく見るとケータイと連携しているキャンペーンでした。…
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銀座線の上野駅・稲荷町駅・田原町駅・浅草駅の4駅の出口に写真の気になるオレンジ色の大きな専用スタンドが置かれていて、おサイフケータイをかざすと映画鑑賞券やPASMOのチャージ券があたる「Let's Enjoy TOKYO」のキャンペーン・サイトが立ち上がるようになっています。…
気になるブレイク・スルーサミット
早くも、2009年度米国カンファレンスシリーズのコンテンツが明らかになってきまし