iPod touch で Wi-Fi を利用し始めると、「そうそうインターネットってこういう風に使いたかったんだよなぁ。パソコンのように起動時間をかけずにすぐに使えて、従来型の携帯電話なんかよりもずっと使いやすいユーザーインタフェースでね」と納得するのですが、家での Wi-Fi 接続は簡単でも、いざ家の外で公衆無線LANサービスに接続しようとすると、ITリテラシーがそれなりに高い人でないと結構ハードルが高いように思います。その原因の半分は iPod touchにあり、もう半分は公衆無線LANサービスのわかりにくさにあるように思います。
私の場合、「ドコモの公衆無線LANサービス」(月840円)と、「ワイヤレスゲートのヨドバシカメラ・オリジナルプラン」(月380円)の2つの公衆無線LANサービスを利用していますが、これに定めるまでには下記のような紆余曲折がありました。
【1】まずはヨドバシカメラに入会キャンペーンのチラシが置いてあった、BBモバイルポイントやlivedoor Wirelessにつながる「ワイヤレスゲートのヨドバシカメラ・オリジナルプラン」が月380円で、入会時最大2ヶ月無料なので気楽にサインアップして利用開始。使い始めたが、最寄駅でのアクセスポイントが少ないため、これはサブのアクセスポイントにしようと決める。
【2】行き帰りの地下鉄・銀座線で iPod touch にダウンロードした WifiTrakアプリ経由で公衆無線LANのアクセスポイントをずっと見ていると(だいぶマニアな感じですが)、FLETS と docomo がたくさんあり便利そうだったので、家の固定電話で利用しているNTT東日本の「フレッツ・スポット」にしようと決めて、アクセスポイントを確認した上でワイヤレスゲートを解約。さて、いざ「フレッツ・スポット」を契約と思ったら、なんとフレッツ・スポットは PPPoE をサポートしない iPod touch では使えないことが判明(そんなメジャーな端末が使えないことがあるんやと絶句)。
【3】そうそうNTTコミュニケーションズも確か公衆無線LANやっていたから、NTT東日本がダメでもそっちでいけるに違いないと思うも、NTTコミュニケーションズの「ホットスポット」は月1680円と高く、ちょっと加入に躊躇。
【4】じゃぁ、NTTドコモの公衆無線LANはどうだったかと調べると「iPod touchで公衆無線LANを楽しむ」というスペシャルページがあり、”ドコモのFOMAにご契約のお客様でしたら、いつもの通信料金に840円/月を追加するだけで公衆無線LANがご利用いただけます!mopera UスタンダードプランおよびU「公衆無線LAN」コースのご契約が必要になります。”というリーゾナブル価格そうだけれどちょっと難解な契約コースの文章がありました。まぁ、とにかく申し込もうということで、PCインターネット上のマイドコモのサイトでさっそく契約。
【5】ドコモは契約したし、すぐに使えると思ったら、これがWi-Fiアクセスポイントにつながらない。たぶん、何かのIDかパスワードが間違っているんだと思う。ドコモは、携帯電話のパスワードもあれば、マイドコモのパスワードもあるし、あっ、そうか moperaのID・パスワードがいるのか。ということで、これは i-modeサイトにいってアカウント発行依頼をしてID・パスワードを取得して、これを設定してみごとに接続成功!
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【6】解約した「ワイヤレスゲートのヨドバシカメラ・オリジナルプラン」も再契約しとかないといけないと思い出したものの、前回登録した時に利用したキャンペーンコード8桁の数字が書かれていたチラシはすでに廃棄していたので、ネットでキャンペーンコードを調べて、これで再登録。
【7】公衆無線LANに接続しようとすると、複数のアクセスポイントへの接続に対するための暗号化方式・ID・パスワードと、そこからそれぞれのインターネット・サービスを開始するためのID・パスワードがいりますが、毎回これらを打ち込んでいるとつらいので、WifiTrakやEasy Wi-Fi等いくつかのアプリをダウンロードして武装化(これらが iPod touch標準で搭載されるとよいのですが)
【8】これで後は無事に iPod touch の Wi-Fi が自動的につながるだけかというと、たまにどうしても Wi-Fiにつながらなくなるので、その時は下記の<1><2>を試します。<2>の場合は、残念ながらもう一度必要なID・パスワードをすべて打ち込み直しなので厳しいですが、購入から1ヶ月ちょっとの間に3回ほど発生しています。
<1>「設定」 > 「Wi-Fi」> “Wi-Fi”の項目を オフ→オン する
<2>「設定」 > 「一般」 > 「リセット」 > 「ネットワーク設定をリセット」
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