北朝鮮ミサイルは、報道発表開始時には、すでに日本上空を越えかけていた

Hishoutai_2  日曜日の朝11時34頃、テレビを見ていると「北朝鮮から飛翔体が発射された模様」との報道があり、一瞬緊張が走りましたが、ミサイルがどこにいるのか、どこへ向かっているのかの情報はまったくなく、逃げるアクションができるでもないまま、テレビを見つめているうちに、間もなく「太平洋へ通過した模様」との報道がありました。あぁ、北朝鮮の大陸間弾道ミサイルというのはこれぐらい早い時間で届くんだということを改めて実感しました。
 一部報道では「発射から日本までは数分」というコメントもあり(下記の時系列まとめが正しければ報道時開始時から数分というのが正しかったのかもしれませんが)、視聴者としては「げっ、それってもう日本の目の前にミサイルが来ているってこと?」というダブルの緊張感も走りました。
 しばらくして、民放からNHKにチャンネルを切り換えてみると、専門家が「日本の上空500キロを飛んでいるとすると、日本に落ちる心配もないし、迎撃もできない」というコメントをしていて、そうかそういうもんだよなぁと改めて実感しました。
 テレビを見ながら、同時に、新聞系サイト、NHKサイト、首相官邸サイト、防衛省サイトのどこに最新情報が掲載されるかをウォッチしていましたが私の知る限りWebサイトでは上記の「首相官邸サイト」の掲示が最も早かったように思います。また、このサイトの上部右側にある「北朝鮮による飛翔体事案への対応」という黄色のボタンを押すと、恐らくは関連機関とのやりとりに使う、手書きのファックス情報がPDFで掲載されており、結構生々しい感じがします。

北朝鮮ミサイル発射からの時系列情報まとめ 】(4/5 12:30頃情報でのまとめ)
  11時32分 ミサイル発射
  11時33分 政府発表「北朝鮮から、東の方向に、飛翔体が1発発射された模様」
  11時34分★テレビ報道開始
  11時37分★政府発表「北朝鮮から発射された飛翔体は、太平洋へ通過した模様」
  11時37分 ブースターの一部、秋田沖の日本海に落下
  11時48分 日本の東およそ2100キロの太平洋の上空で飛翔体の追尾を終了


カテゴリー: ウェブ・マーケティング, 時事問題, 海外 パーマリンク