日本科学未来館の「友の会」会員になっているのですが、いろいろと子供向けの科学教室を開催してくれるます。子供にどれに行きたい?と聞いてみると、しぶ~く「DNA抽出実験」をやってみたいというので(きっと白衣の実験写真が気に入ったのでしょう)、特別実験教室”バイオ初級DNAコース「DNAってなんだろう?」”に参加してみることにしました。
2時間の実験の中で、ニワトリの肝臓から写真の通りDNAを抽出します。肝臓をすりつぶし、薬品を入れて細胞核を壊し、DNAのまわりにある不要な物質を遠心分離器などを利用して排除していきます。小学校高学年向けですが、結構本格的です。
親は見学だけだったのですが、それでもなかなか勉強になりました。
・1人の人間の細胞数は60兆個
・1つの細胞核の中にあるDNAの長さは2m
・したがって、1人の人間の全てのDNAをつなぎ合わせると120兆mになり、太陽系の直径の約100倍になる
生命の神秘を感じます。
子供が分けもわからず実験してがっかりしないようにと、親バカですが、実験の前の週に、国際的に有名な遺伝子学者”榊佳之氏”が平易に遺伝子について書いた本「遺伝子小学生講座」を読み、実験に行くまでの電車の中であれこれ教えてあげました。本を読んでみて、生命工学というのはここ何十年間でコンピュータの発展も寄与し劇的に発展したことを再認識しました。
走るロボット、新型ASIMOをこの目で見た!
DNA抽出実験に行った日は、たまたま新型ASIMOが日本科学未来館にやってき
日本未来科学館ジオコスモスに「中秋の名月」
久しぶりに日本未来科学館に行ってきました。いつもは地球の観測データを表示している直径6メートルの大型球形ディスプレイ「ジオコスモス」に月面が表示されるというので見物に行ってきました。ジオコスモスに映る「中秋の名月」が見たいと思って行ったのですが、動きがないモノトーンな世界より海があり雲がダイナミックに動く地球ははやり美しい星だと再認識しました。…