生まれて初めての中国への第一歩は、上海浦東空港となりました。入国審査のゲートまでは長い通路が続き、飛行機も小さかったので通路途中でトイレに入って出てくると、回りに人がほとんどいなくなり、途中でほんとうにこっちであってるの?と思うほど長い通路が続きました。
入国審査では、審査官の前に入国審査の満足度を投票するための4択ボタン(笑った顔から怒った顔までの4レベル)があり、これが押せるようにはなっています。審査サービスのレベルを上げようというすばらしい装置ではありますがが、さすがに異文化接触最初のプロセスで、これを押すのはかなり勇気がいりそうな気がしました。
空港から上海市内までは、生まれて初めての「リニアモーターカー」、SMT(Shanghai Maglev Transportation)に乗りました。リニアモーターカーは、中国語で「磁気で浮く」の「磁浮」と書かれ、 リニアモーターとかいうテクニカルタームで書かれるよりよほどわかりやすい表記となっています。鉄道マニアの私としては昔から鉄道博物館のようなところに行くと、必ず未来の乗り物のとしてリニアモーターカーの模型が展示されていて、ずっと憧れていました。YouTubeの映像は、時速430キロに達した瞬間のものです。たった8分の乗車ですのでいっきに加速減速しています。
行きも帰りも上海浦東空港でしたが帰国時はANAのパンダ飛行機「FLY!パンダ」に乗りました。到着時に気がつきませんでしたが、中国人はまだまだよくたばこを吸うと見えて、ムービング・ウォークの両サイドにはトイレと喫煙ルームが交互にありました。ちょっと喫煙ルームが多すぎる気もしましたが、たばこ好きには中国は天国かも?
【 記事一覧 】
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