7月22日。今日は、日食の日。11時12分。東京で太陽が最大に欠ける時間になったが、曇り空のため、太陽は見えず。外は、普段の曇り空の日と変わりない明るさ。窓から真上を見上げるが、太陽がどこにあるかすら、よくわからない。携帯ワンセグ放送のスイッチを入れ、皆既日食の状況をチェックするが、日食観測目的で南の島へ渡った人も皆既日食を見られなかった人が多かったようだ。「やはり今日は無理かな」とつぶやきながらも、天空をしばらく眺める。しばらくして、天空が少し明るくなり、なんと雲の合間から、たったの3秒間ではあるが、三日月型の太陽がのぞいた。「やった、東京でも日食が見えた」。太陽は、厚い雲に遮られていたため、用意周到に準備した日食メガネも使わず、肉眼で十分観察することができた。めでたし。
従来の太陽のイメージを覆す画期的な映像を送り続けている太陽観測用衛星「ひので」
太陽観測用衛星「ひので」のサイトには従来の太陽のイメージを覆す画期的な映像がたくさんアーカイブされています。YouTubeに上がっているすばらしい映像4つを厳選して紹介します。