世界100チームが参加の経営ゲーム

今年は3回の土曜日を使って、青山学院大学国際マネジメント研究科の教育のお手伝いをすることになりました。具体的には、岩井教授がご担当されている、米国カーネギーメロン大学が主催し、世界中で500名のMBAの学生が参加している「マネージメント・ゲーム」の指導を行います。カリキュラムは非常によくできていて、MBAの学生が4~5名で腕時計の会社を3年間、6カ国のマーケットを対象に経営するというもので、カーネギメロン大学に世界中から約100チーム分ビジネスプランが飛んできて、これを競争環境の中でシミュレーションしていくというものです。MBAの学生が社長を含む執行役員役を行い、ほぼ同数の社会人(このコースを受講した卒業生や会社経営している人)が株主利益を守るための取締役の役を行うというもので、土曜日の3回はすべて3年間の経営計画を承認するための取締役会で、取締役会のやりとりを通じてMBA学生を指導・評価するというものです。従来のMBAコースであれば、この種の総合的な学習はケーススタディで行われていたと思うのですが、ここでは自らが主体となって体験学習できるのがすばらしいと思います。ちょっと学生がうらやましいです。

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世界100チームが参加の経営ゲーム への3件のフィードバック

  1. 青学MBA のコメント:

    マネジメントゲームについて

    今日から何回かに分けて青学MBAの看板プログラムの一つであるマネジメントゲームについて書いていきたいと思います。
    マネジメントゲームはカーネギーメロン大学…

  2. デジタルな広告たち のコメント:

    大学生のネット視聴時間は、テレビ視聴時間と同程度かもしれない

     この講義を始めた3年前では、インターネットの視聴時間がテレビの視聴時間の数分の一にまで追いついてきている過程そのものがおもしろい話題でしたが、教室での挙手による即席アンケートでは、学生の半数が「テレビとネットの視聴時間が半々」という感じであり、数年の間に相当ネット視聴時間が進んだことが感じられました。中には、インターネット視聴時間が100%という強者もいたりしましたが、確かにテレビがなくてもテレビ・ニュースや新聞情報はインターネットで十分読めますから、その意味でテレビがなくても困らなくなっているの…

  3. デジタルな広告たち のコメント:

    青山学院大学・岩井教授をお招きしMBA向け経営ゲームを実施

    先週、サイバーウィング社に青山学院大学大学院国際マネジメント研究科 岩井教授をお招きし、インターネットを活用して短時間でできるマネージメント・ゲームを実施していただきました。…

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