“FINANCIAL BAILOUT”の訳語は「金融救済策」じゃなくて「金融安定化策」?

 最近、米国のニュースを見ていると"FINANCIAL BAILOUT"とか単に"BAILOUT"とかいう表現が多く出てきて、「あれってなんて訳すのがいいんだっけ?」と少しもやもやしていたのですが、今日、NHK BSの「CNNヘッドラインニュース」を見ていたら、通訳の人が「金融安定化策」と訳していました。「えっ、そうなの?」とちょっと不思議に思い、ここ1週間の記事を google ニュース検索で、「金融救済策/金融安定化策/金融安定策/金融対策」と引いてみると、結構ばらついていることがわかりました(あくまでも検索1ページ目だけですが)。英語の意味的には「金融救済策」がより正しい気がしますが、「金融安定化策」の方が確かに響きはいいですね。
 100年に1度と言われる今回の金融危機、今後、日本への影響時期がいつ頃になるのか気がかりな問題です。Bailout_5


カテゴリー: 時事問題, 海外 パーマリンク

“FINANCIAL BAILOUT”の訳語は「金融救済策」じゃなくて「金融安定化策」? への3件のフィードバック

  1. デジタルな広告たち のコメント:

    Video Podcast で毎日、米国メジャーTV局のニュースをチェックしています

    「百聞は一見にしかず」といいますが、Video iPod を購入して1ヶ月半ほど、Video Podcast で米国メジャーTV局ABC,CBS,CNNのニュースをチェックしていると、すごい世の中になったなぁと関心します。日本でも、放送と通信の融合なんかの話がちょろちょろと話題になりますが、海の向こうでは四の五の言わずに、TVニュースの内容を Podcast専用に編集したり、Video iPod用のキャスターを用意したりして、すでに定常的に毎日Video Podcastingをしています。

  2. デジタルな広告たち のコメント:

    オバマ氏は Facebook/YouTube/MySpace をフル活用して150万人から献金を集める

    オバマ氏の公式サイトからの様々なWeb2.0系サイトへのリンク(Obama Everywhere)と、そこからリンクされているそれぞれのサイト(Facebook, YouTube, MySpace, Flickr, Digg, LinkedIn等)での支持者との接触度合いの徹底が凄すぎます。…

  3. デジタルな広告たち のコメント:

    オバマ公式サイトで最大5割引のクリアランスセール実施中~米大統領選挙での歴史に残るネット活用~

    インターネットをはじめて大規模に活用した米国大統領選挙としても歴史に残る今回の大統領選挙ですが、バラク・オバマ氏が9月単月で集めた選挙資金はなんと過去最高の1.5億ドルを突破したそうです。9月に新たに寄付した人は63万人で、累積の寄付者が310万人を突破したそうです。…

コメントは停止中です。