2015年には米国のディスプレイ広告費の1/4はRTBベース取引に

US-RTB-Display-Ad 2011/10/27の eMarketerに "Real-Time Bidding Spending to Quadruple This Year"という記事があり、その中で2011/10/13 に開催された Ad Revenue 4 conference で発表されたIDC実施の "Ad Revenue Report: Controlling Your Brand's Future" というレポートの一部が紹介されていた。全文はここからダウンロードできる。 eMaketerの記事のデータから左記の通りグラフ化したが、米国での2010-2015年のインターネット広告/ディスプレイ広告/RTBによるディスプレイ広告の各市場規模(縦軸:Billion Dollars)が予測されている。 2010→2015年でインターネット広告/ディスプレイ広告の市場規模はともに2倍に成長するが、ディスプレイ広告比率はほぼ一定の約3割と変わらず、ディスプレイ広告内のRTB比率が4%→27%で大きく伸びると予測されている。

カテゴリー: アドネットワーク, ウェブ・マーケティング | タグ: , , , | コメントする

世界最速スパコン「京」が入っている建物の前の巨大そろばんのオブジェ

SorobanKei 昨日の朝日新聞に世界最高速スーパーコンピュータ「京」の全面広告が掲載されてました。800台ものラックがずらりと並び建物全体がスパコンになっていて、全体で1秒間に1京回の計算ができる優れものです(1番じゃなきゃダメなんです!)。
 この「京」は、神戸ポートアイランドにある理化学研究所計算科学研究機構の建物の中に鎮座しています。この夏、7月22日に写真の右側に隣接している兵庫県立大学大学院に、非常勤講師として特別講義に行った際に撮影した写真をいつかブログにアップしようと思っていたのですが、この記事で思い出してアップすることにしました。
 ビルの前には、巨大そろばんのタマを縦に並べたようなオブジェがあります。ビルの前で、「これ全体の大きさがスパコンかぁ」と思うとかなり感動します。私の大学時代の研究テーマは並列処理による高速計算機アーキテクチャ設計でしたが、実際に開発していたプロトタイプの大きさは、電子レンジぐらいの大きさでしたから。
Riken そうそう最寄り駅の名前も「京コンピュータ前」となっていました。駅名に『コンピュータ」の文字が入っている駅は、日本でもここだけではないでしょうか。
 
 今年で7年目になった兵庫県立大学大学院応用情報科学研究科での「インターネット広告ビジネスの最前線」の3時間にわたる特別講義の内容は、基本フォーマットに毎年のトピックスを加えていっていますが、今年は下記の7,8項にある「Ad Exchange / DSP / SSP」といった新世代アドネットワークと、Facebookに代表される「ソーシャルメディア広告」を加えてみました。Ekimei

【 講演内容 】━━━━━━━━━━━━━━━━
1.インターネット広告の具体事例
2.なぜインターネット広告が注目されているのか
3.インターネット広告の模式化・指標・最適化
4.インターネット広告配信技術
  ・ターゲティング広告配信
  ・アドネットワーク
  ・スマートフォン広告
5.サーチエンジン・マーケティング(SEM)
  ・リスティング広告
  ・サーチエンジン最適化(SEO)
6.ランディング・ページ最適化(LPO)
7.新世代ネットワーク広告( Ad Exchange / DSP / SSP )
8.Facebook広告 ~ソーシャル化するWeb領域~
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

Kougi久々のブログ更新となりました。

カテゴリー: ウェブ・マーケティング, 大学, 旅行, 科学 | タグ: , , , , | コメントする

「トンイ」でハン・ヒョジュ/イ・ソヨンが「春のワルツ」に続き再び対決

Tonni book  NHK BSで放映中の、「チャングムの誓い」「イ・サン」に続く、イ・ビョンフン監督の韓国歴史大作「トンイ」もすでに全60話のうちの12話まで来ました。時代設定は、トンイの息子が、イ・サンの祖父である第21代王ヨンジョ、その孫がイ・サンで、年代的にはチャングム→トンイ→イ・サンの順番になります。
 韓国ドラマは一般に週2回放映されるためか、歴史大作系では子供時代が長く(全60話とかいう回数の多さも)、今回もヒロインがメインで出てくるまで4回が子役時代でした。
 トンイの生い立ちは、チャングム以上に激しく、お父さんの表の顔は捕盗庁(ポドチョン)の死体調査役のオジャギンで、裏の顔は賤民の秘密組織コムゲの頭。その父も兄も濡れ衣で殺され、兄の恋人のキーセンのコネで宮廷の掌楽院(チャンアゴン)の下働き役のヌヒとして宮廷に身を潜めて過ごしたという設定で、その後、たまたま王スクチョンと出会ったことがきっかけで、女官を取り締まる監察府(カムチャルブ)の女官になり、後に側室になるという展開。イ・ビョンフン監督のドラマを見る度に、1500~1700年あたりの朝鮮王朝宮廷の新しい部署名が頭に入っていきます。今回はチャンアゴン、カムチャルブというのが新鮮でした(逆にこのドラマからイ・ビョンフン・ドラマを見始めた人は、ポドチョン、ネイオン、トスンジ等たくさんの新語が出てきて戸惑うかもしれませんね)。
 さて、このドラマのキャストを見てまず思ったことは、「春のワルツ」では、ハン・ヒョジュ演じるウニョンとイ・ソヨン演じるソン・イナが一人の男性を挟んで対峙して、最後はやっぱりハン・ヒョジュの勝ちという展開でしたが、「トンイ」も同様の展開なので、ハン・ヒョジュ・ファンではありつつも、イ・ソヨンがちょっと気の毒な気がしました(前のドラマでは結果として、いいなずけを取られた設定でしたし)。第5話からしばらくの間はハン・ヒョジュがおでこを出し過ぎていて、「春のワルツ」のウニョンのかわいさがなかったのですが、視聴者からのフィードバックでもあったのでしょうか、その後しばらくして、髪を少し下ろして本来のハン・ヒョジュのかわいさが出てきました。逆にトンイの恐ろしい生い立ちを感じさせなくなってしまった気もしますが、このあたりに監督の意図と視聴率の綱引きがあったのかもしれないなぁと勝手に妄想しています。
 それから、朝鮮王朝第19代王スクチョンを演じるチ・ジニは、今回、コミカルなところも見せる役柄で、少し前に NHK でやっていたTV局が舞台の現代ドラマの「スポットライト」の社会部キャップのオ・テソク役が一番硬派な役だとすると、「チャングムの誓い」の武官ミン・ジョンホ役(チャングムの恋人)が硬軟織り交ぜで、「トンイ」がさらに軟派な感じがします。そういう意味で器用な役者さんなんんでしょうね。
 これらの主要キャストの他にも、カムチャルブのポン尚宮役のキム・ソイチャンアゴンの楽師役のイ・ヒドトスンジ役のシン・グクなどが、「チャングムの誓い」「イ・サン」「トンイ」の3作に登場の常連となっていて親しみがわきます。また、ナミン派の重臣のオ・テソクもどこかで絶対見ていると思ったら、「春のワルツ」の時のハン・ヒョジュ演じるウニョンの恋人の養父を演じていたチョン・ドンハンでした。以上、まとめなくてもいいだろうと思いながらも、下記表を作ってみました。Tonni

カテゴリー: 韓国ドラマ | タグ: , , , , , , | 1件のコメント

初物 Facebookチェックイン・クーポン 体験記

Facebook-checkin-coupon  お昼に恐る恐る会社の近所のファミマで昨日始まったばかりの初物"Facebookチェックイン・クーポン"にトライしてきました。最初PCでチェックしようと思ってわからなかったのですが、スマートフォンのアプリからやれば、すごくわかりやすいですね。
 やり方は、GPS使って近所でクーポンを発行しているお店を選らびチェックインすれば、スマートフォン上に表示されたクーポンをお店で見せるだけでOKです。今回は写真の定価210円のちゃんとしたコーヒー飲料を無料でいただきました。
 お互いこの初物の"チェックイン・クーポン"慣れていないのでドキドキでした。見せたクーポンには商品名は書かれていてもお店名が書かれていなかったので素直に「これってうちのお店ですかね」という質問があったので、私の方も素直にクーポン上部にあった地図をクリックして拡大して見せたら、お互いほっとしました。お店の人は「あぁ、こうやって使うんですね」と言われましたが、たぶん違う気がしますね(笑)。

カテゴリー: ウェブ・マーケティング, ショッピング, ソーシャルメディア | タグ: | コメントする

2千円台のイーサネット・コンバーターでREGZA(テレビとレコーダー)をネット接続完了

イーサネット・コンバーター+デジタル家電_1  家にある42型テレビ"REGZA 42ZS1"ブルーレイディスクレコーダー"REGZA RD-BZ700"に、amazonで2680円で売っていた無線LANマルチポケットルータ"PLANEX MZK-MF300N"イーサネット・コンバーターとして接続したら図の通り、ご機嫌なデジタル家電ネットワーク環境が安価に構築できました(これ連休用に取っておいた楽しい宿題です)。
 REGZAのテレビもレコーダーも今時のデジタル家電ですから、もちろんインターネット対応機種なのですが、一般的なご家庭同様、そのLAN端子にはケーブルが接続されていませんでした。数万円台のゲーム機ですら無線LANが搭載されている昨今、もっと価格帯が上のデジタル家電がどうして有線LANなのかは以前からずっと疑問でしたが、まっ、そんなことはどうでもいいから、さっさとデジタル家電と無線LANルーターをつなぎましょうと思ってみたものの、いざやってみようかと思うと、相手はいつものPCではなくデジタル家電で、PCのように小型のUSB用無線LANアダプタを刺せばよいというわけでもない。
PLANEX MZK-MF300N  ちょっと検索してみると、どうやら「イーサネット・コンバーター」を使えば、下記の①と②が同様になることがわかった。

 ①デジタル家電→<有線LAN>→無線ルーター
 ②デジタル家電→<有線LAN>→イーサネット・コンバーター→<無線LAN>→無線ルーター

 次は、テレビやレコーダーの横に置くのでできるだけ小さくて安いイーサネット・コンバーターを探そうと思ったところ、6~9千円ぐらいのネットワーク機器が多い。そんな中、
"PLANEX MZK-MF300N"は、幅75mm×高さ23mm×奥行き60mmと名刺サイズぐらい小さく、ルータ/アクセスポイント/コンバータの3つの機能を登載するネットワーク機器で、しかも2千円台。これはまずは試してみるしかない。
 amazon でオーダーして翌日には届いたので、さっそくセッティング。まずはMZK-MF300N本体をPCにつないでWebブラウザから http://mf.setup へ移動し、無線LAN接続パラメータを入力して設定完了(光ポータブルの設定とやり方と似てます)。後は本体をPCから取り外して、デジタル家電に短いLANケーブル経由で接続すれば、デジタル家電側のネット利用開始手順に従ってネット接続はあっという間に完了。
 で、最後になってですが、テレビやレコーダーをネットワークにつないで何がうれしいのかという図を並べておきます。

【デジタル家電ネットワークの利便性】
 <イントラ・ネットの利便性>
  1.デジタル家電間で録画番組を簡単にダビングできます
  2.録画機器(パソコンも)とテレビをネットワークで結べば部屋が違っても再生できる
   ※ただし今回の機器の性能?では高品質画像だと円滑に再生しませんでした
 <インターネットの利便性>
  3.テレビやレコーダーでインターネット上の動画を再生させたり取り込んだりできます
  4.テレビやレコーダーを電子メール経由で録画予約できます
  5.テレビやレコーダーへ録画ランキングやお勧め情報をフィードバックできます

 イーサネット・コンバーター+デジタル家電_2 イーサネット・コンバーター+デジタル家電_3 イーサネット・コンバーター+デジタル家電_4

 

 

 

 

 

 

続きを読む

カテゴリー: ウェブ・技術, ショッピング, 動画 | タグ: , , , , | コメントする

懐かしいJR関西本線のSL写真を発見( D51 1号機 / D51 882号機 )

D51-882  ここしばらく親の見舞いに大阪の実家に帰ることが多いのですが、その際、中学生の頃に自分で撮影・焼き付けをした懐かしい2枚のSL写真を数10年ぶりに発見しました。
 僕がまだ小学生の頃までは大阪の天王寺駅まで蒸気機関車(SL)が来ていました(記念列車だけだったかもしれませんが記憶が曖昧です)。中学生の頃になると、貨物列車もほとんどが蒸気機関車からディーゼル機関車に替わっていき、関西本線の木津駅以西までよく撮影に行きました
 上のD51 882号機(いわゆるデゴイチです)の写真は、その頃の写真で、たぶん三重県の加太駅を亀山側に歩いていったところにあった短い鉄橋だったと記憶しているのですが、この写真の撮影の頃にはSLの運行は日中すでに3本程度に減っていて、橋の下の浅い川の中に三脚を構えて2時間川遊びしてはSLが来る時だけ集中してシャッターをきっていました。鉄橋は短いし、下から見上げるアングルなので、1本あたりせいぜい3枚ぐらいしかシャッターがきれないので、2時間で3枚撮影というかなり非効率な撮影でしたが、とても楽しい思い出になりました。この882号機は大阪の茨木市の真龍寺というところで保存されているそうですので、是非一度寄ってみたいと思います。D51-1
 下のD51 1号機の写真は、中学3年頃の関西本線でのSL最終記念列車だったと記憶しています。月ヶ瀬駅からしばらく歩いたところだったように思うのですが、場所の記憶が曖昧です。ただ、この撮影の後、振り返って去って行くSLを追いかけていたところでSLが1キロぐらい先で急ブレーキをかけて停止し、その後、救急車がやってきたのを覚えています。SL撮影者が線路に寄りすぎて、飛ばされてしまったようでした。SLがいよいよ無くなる頃には、にわかファンも増えて、この種の事故がよくありました。この1号機は京都の梅小路蒸気機関車館に保存されているそうです。
 今回、D51情報を調べるのに、ネット検索がすごく役に立ちました。あの頃のD51がどうなっているかの詳細なリストを記載した「D51の全兄弟」は凄いです。また、「関西汽車電車写真帖」にあった「関西本線(加太越え)のD51」「関西本線(伊賀路)のD51」「関西本線(木津以西)のD51」は、関西本線のD51の勇姿がほんとうによく撮れています。
 今回の2枚の写真はちゃんとスキャンしたものでなく、とりあえず畳の上に置いた写真をデジカメで撮影したもので、斜め確度で撮ったものを台形補正すらしてませんが、いつかちゃんとスキャンして、たいせつに保存していきたいと思います。

続きを読む

カテゴリー: 旅行 | タグ: , , , | コメントする

スパイアクション韓国ドラマ「アテナ(ATHENA)」かなり面白いです

ATHENA  4月22日にWOWOWで始まり、毎週金曜日に2話ずつ放映されている「アテナ(ATHENA)」を録画していて連休になったら見ようと思っていたのですが期待以上に面白いです。昨年日本でも放映された人気韓国ドラマ「アイリス(IRIS)」のスピンオフ作品とのことで、実はそんなに期待していなかったのですが、IRISよりもアクション・シーンが本格的で見応えがあります。
 IRISに出てきた韓国諜報機関である"国家安全局(NIS)"の中にある、テロ対策セクションがこのドラマの舞台で、ATHENAというのは、この組織が立ち向かう国際テロ組織名です。ドラマは主演男優チョン・ウソンが演じるNIS要員イ・ジョンウと、イ・ジョンウの元恋人で今は同じNIS要員のイ・ジア演じるハン・ジェヒ(ヨン様主演のNHK韓国ドラマ"太王四神記"の主演女優でデビューしたので韓国ドラマ・ファンでは知名度が高い女優さんです)と、イ・ジョンウが恋心を寄せる元NIS展示館案内員なんだけれど実はスパイでめちゃめちゃ強い女性のスエ演じるユン・ヘイン(途中からNISに入ってくる)の3人が中心になって、IRIS同様の韓国ドラマにありがちな三角関係が続いていきます。
 スピンオフ作品というだけあって、大統領は今回もイ・ジョンギル演じるチョ・ミョンホですし、IRISに出演していた北朝鮮スパイ組織幹部パク・チョリョン役のキム・スンウもさらに出世して、韓国大統領との交渉に来たりするシーンもあります。全20話のうち、昨日の時点で1/3ぐらいが終わったところですが、この先の展開楽しみです。

カテゴリー: 韓国ドラマ | タグ: , , , | コメントする

NII論文情報ナビゲータ CiNii (サイニィ)

 Google Alert で自分の名前をひっかけておくと、ブログや講演記録や昔の論文のアーカイブなどがひっかかりますが、最近ひっかかったのが「国立情報学研究所(NII)論文情報ナビゲータ CiNii (サイニィ)」内に登録されていたの25年前の懐かしい論文でした。CiNiiには国内の学会論文などが登録されていますが、CiNii内で改めて自分の名前で検索してみると、情報処理学会、NEC技報、電気協会報に登録された9件の論文が4人分の名前に分かれてで登録されていました(プログラマ崩れのネット広告屋らしいところ)。
 3人は「広屋修一」で、それぞれ別々の所属の時の論文なので同一人物かどうかわからない表記になっていて、これらが同一人物だという申告ができるInterfaceになっていました。また、1人は「広尾修一」で名前の誤植でしたが、これも問題指摘できるInterfaceになっていました。
 論文概要一覧を改めて見て、OS/並列プログラミング時代、Webサービス/ISP構築時代、ネット広告時代の思い出が蘇りました。

Ronbun

カテゴリー: 日記, 科学 | タグ: | コメントする

手回し式充電式LEDランタン

LED_Lantern Lantern1 Lantern2  先日、「手回し式充電機能付き ダイナモ LEDランタン」を頂きました。この時期、電池いらずで使えるこの種のものはたいへんありがたいです。1分ハンドルを回すと30分使用できるもので、プラスチック製で直径5cm×高さ20cmのスリムな形なので携帯にも便利です(ハンドルもうまく収納できます)。LEDが4つついていて上部の反射鏡で光りが拡散するようにできています。本来の使い方ではないですが、フタを取れば懐中電灯っぽく光は前方へ出るようになっています。
 このLEDランタン、インターネット広告代理店でもあり、EC事業者でもあるブレイクフィールド社さんからいただいたのですが、ブレイクフィールド社さんは「アットホーム照明」というECサイトを運営されていて、非常に多数の照明機器をECで販売されています(このLEDランタンは、すでに取扱が終わっていたので左上の商品写真 amazon にリンクしました・ご免なさい)。

続きを読む

カテゴリー: ショッピング, 時事問題 | タグ: , , | コメントする

確率論的地震動予測地図

Jishin1  今月の科学雑誌 Newton の特集は「原発と大震災」で110ページにわたって、東関東大震災、巨大地震発生メカニズム、福島第一原発事故、次にひかえる超巨大地震という内容になっています。その特集の最後にあった、地震調査委員会公表の2010年1月規準の「確率論的地震動予測地図」に興味を持ち、少し検索してみると、このデータを元にした「地震ハザードステーション」というサイトがあり、よくできていると思いましたので紹介します。
 サイトに行くと、google map 上にデフォルトで「30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率の分布図」が日本列島規模スケールで表示されていまして、自分が住む地域を拡大して「震度5弱以上、5強以上,6弱以上、6強以上」などをパラメータに表示することができますし、活断層がどこにあるかもわかります。
 2010年1月規準では今回の「東関東大震災」は予想しにくかったように思えますし、今回の大震災により、地震の予測モデルも大きく変化するのだと思いますが、こういう情報の公開を続けることは防災にとってたいへん意味あることだと思います。
Jishin2 Jishin3

続きを読む

カテゴリー: 時事問題, 科学 | タグ: , , | コメントする