PayPal 200円分で Facebook広告 に広告掲載してみました

Facebook ads 1  PayPal で Facebook広告が出せることがわかったので、PayPal口座に残っていた200円でFacebook広告を試し、広告掲載に関する一連の流れをまとめてみました。特に、ターゲッティングがFacebook上で表明されている興味感心や人のつながりに基づいてできるところが特徴的です。決済がクレジットカード決済の人も、Facebook広告掲載の基本的な流れは下記とほぼ同じです。

1.Facebook広告掲載申込みページへ行く( http://www.facebook.com/ads/create/ )

1-1.「広告を作成」の入力
 ・リンク先は「外部サイト」を直接入力するか、すでにFacebook内で作成している自分がオーナーのFacebookページの名前をプルダウンで選択します
 ・広告原稿は「タイトル25文字以下+画像+本文135文字以下」です。画像は直接指定してもよいですが、サイトで参照している画像が選択肢として出てきます。また、画像は仕様にしたがってリサイズされます

1-2.「ターゲット設定」の入力(最もFacebookらしい部分です)Facebook ads 0
 ・地域(地区町村まで可能)
 ・年齢(厳密年齢ターゲットでなければ指定年齢近傍を含めるかわり割引料金に)
 ・性別
 ・好きなものと趣味・感心(文字を入れるとターゲット可能な選択肢が出てきます)
 ・Facebook上のつながり(Facebookページ、イベント、アプリなどでつながっている人をターゲットにできます)
 ・詳細ユーザー層ターゲット(誕生日の人、恋愛対象の性別、交際ステータスというのがユニーク)
 ・学歴と略歴(文字を入れると、大学名や専攻、勤務先などの選択肢が出てきます)
 ・これらのターゲット設定をした時にどれぐらいの「予想配信数(リーチ)」になるかがページの右側に表示されますが、2011年4月5日時点ではデフォルトの”日本で18歳以上”で268万人にリーチするようです

1-3.「広告キャンペーン、価格設定、日程」の入力
 ・予算を1日当たり、または、通算で設定できますが、1日100円以上から設定可能で私は今回ここで2日間で200円分を指定してみました
 ・価格はCPMまたはCPCで指定できます
 ・CPCでは最大入札価格が指定できます(欄外に推奨入札価格が出ていて、それ以下だと”広告キャンペーンの予算が低すぎます”というアラートが出ます)
 ・デフォルトでは推奨入札価格を使うようになっていて、今回、私はこれを利用し、デフォルトではCPC@82円でしたが(欄外には67~100円と記載有)、実際の入札価格はCPC@40円となりました

2.広告条件を確認するFacebook ads 2

 ・今回、日本に住んでいる20~60歳、CPC@82円、予算200円、4/1~4/2の2日間で指定
 ・原稿のプレビューを最終確認した後「注文する」をクリックすると「支払い方法を追加」の小ウィンドウがポップアップしてきますので今回はPayPalを指定しました
 ・その次のページでは PayPal のメールアドレスとパスワードを聞かれ、認証できればOKです(たまたま?実行中にブラウザがハングしましたが決済指示は完了してました)
 ・Facebook広告を最初に作成した際にはFacebook広告掲載で役に立つリソースへのリンクが書かれたメールが届きます

3.キャンペーンの承認待ちFacebook ads 3

 ・このメールにある「広告を管理」のボタンから、広告キャンペーンのページに遷移できます
 ・広告キャンペーンのページにある「デフォルト・キャンペーン名”My広告”」を見ると、「掲載ステータス」が”承認待ち”であることがわかります
 ・ここでもう一度、内容に間違いがないか確認し、間違っていれば、キャンペーンを削除します
 ・広告キャンペーンページの上部にうるさく「アイルランド付加価値税(VAT)の適用有無を確認する」というアラートが出ますので、ここをクリックしてアカウント情報を埋めていきます
 ・この流れで、Facebook広告のどのようなタイミングでお知らせメールを送付するかを指定できます(キャンペーン承認、定期的なキャンペーンレポートなど)

4.キャンペーン承認後のレポートチェックFacebook ads 6

 ・日別で表示回数、クリック数、平均CPC,平均CPM、広告費用が表とグラフで確認できます

5.定期的/キャンペーン終了時にメールで広告パーフォーマンス概要確認

 ・今回の200円キャンペーンの結果は、約1万6千回表示、5クリック、CTR0.031%、CPC@40という結果となりました

6.Facebookから請求メール到着
・掲載1週間後に「Facebook広告に関するお知らせ: アカウントに請求がありました」という表題のメールが届きました

7.PayPal から支払い完了メール到着
・Facebookからの請求メールと同日に「Facebook Ireland, Ltd.様への支払いの受領書」という表題のメールが届きました

以上

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CCI ADJUST事業本部 引越完了(新オフィス入口風景写真)

ADJUST-1 ADJUST-2  クライテリア・コミュニケーションズ社は3月1日にサイバー・コミュニケーションズ社(CCI)と合併し、CCIの中に新設された ADJUST事業本部 (広告本部システム開発本部の2本部から構成される)と、コミュニケーションテクノロジー本部として再出発しました。この3連休に引越を行い、昨日3月22日より、CCIが入っている「コモディオ汐留」ビルで業務を開始しました。
 従来のCCIのオフィスが7階をまるまるワンフロア使っているのに対して、ADJUST事業本部は同ビルの8階の1/4のスペースを使っています。入口には「ADJUST事業本部」の表記があります。8階のエレベーターホールで入口に迷わないようにオフィス入口のありかを示す「案内板」があります。案内番の奥を右折すると廊下の奥に「入口看板」が見えます。ここを左折すると「呼び出し電話機」があります(7階と同タイプ)。8階に上がったら「ADJUST」の赤いロゴを頼りにお来し下さい。
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すぐにできる電子マネー募金とポイント募金(東北地方太平洋沖地震)

 東北地方太平洋沖地震に向けて募金しなくちゃと思っている人は多いと思うのですが、普段 おサイフケータイやECをよく使っている人がすぐに募金できる方法に「電子マネー募金」と「ポイント募金」があります。今回実際に自分で利用してみたものを紹介します(「電子マネー」でまとまって募金+細々と複数の「ポイント」を放出)。

1.Edy募金
Edy募金  楽天のトップページの頭で「東北地方太平洋沖地震 災害義援金宛てEdy募金」を見つけました。ジャパンエリアコードTV株式会社のインターネットEdy決済システムを利用しています。私は年末・年始に交換したエコポイント→Edyポイントがまとまった額ありましたので、これを募金へ回しました。手順は下記の通りです。
 ①PCのWebサイトで募金金額/携帯アドレスを入力
 ②Edy決済開始メール到着
 ③メール内の「お支払いはこちら」リンクからEdy決済アプリを起動
 ④アプリ内の「決済開始」ボタンを押す
 ⑤Edy決済完了メール到着

2.Tポイント募金
Tpoint募金  ここのトップページで"【緊急募金】東北地方太平洋沖地震"をクリックして1ポイント1円で募金できます。息子に「Edyで募金したよ」と言ったところ、息子の方は「こつこつ貯めてきたTポイントを今回一気に放出したよ」と切り返してきたので、私も「そうかポイント募金もいろいろあるな」と思い、まずはこれから始めました。

3.楽天スーパーポイント募金
 このページでは楽天スーパーポイント、楽天カード、その組み合わせで募金できます。最初に募金額を指定してから、引落で「ポイント」を利用するかの選択、ポイントは「楽天キャッシュ」「楽天スーパーポイント」の何から優先して利用するかを選択ができ、募金額との不足分を楽天カードから引落ます。ポイント額以内で募金すれば楽天カード引落はありません。一瞬複雑そうですが最終画面で確認でき、「この内容で募金する」ボタンを押すまでは実行されませんので安心できます。SBIポイント募金決済完了後、「楽天あんしん支払いサービス受付」のメールも送られてきます。

4.SBIポイント募金(EGサテライトポイント募金)
 上記のページで「商品交換を申し込む」ボタンを押します。1ポイントから募金できます。

上記にあるURLリンクは時間が経つとずれるかもしれませんが、その時はそれぞれの募金名称で検索すると探せると思います。少しでも震災の役に立ちたい、すぐにできることから始めるという気持ちが大事だと思います。

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行政単位で「計画停電」を確認し周知する仕組み

Taito-ku  個人では東京電力コールセンターへつながらず、報道経由での「計画停電」情報が錯綜する中、台東区公式サイトのように行政毎で確実な停電情報を確認してもらい区の公式サイト・トップページで掲載してもらえるのはたいへん助かります(携帯サイト含む)。本日は町中を走る停電直前の広報車の音声で気がつきましたが、この取り組みが拡大され、広く知られることが望ましいと思います。

3月14日 台東区トップページでの掲載例
一部報道において、本日、午後5時から午後7時まで、第5グループの一部において、停電する可能性が高いと報道されておりますが、あらためて東京電力に確認いたしましたが、3月14日(月曜日)に関しては、台東区内の停電はありません。(3月14日午後4時時点の情報ですが、今後の状況次第で変更する可能性もあります。最新情報が入り次第ホームページ等でお知らせします。)

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2010年インターネット広告費=新聞広告費+ラジオ広告費(“日本の広告費”をグラフ化)

Graph1  2月23日に、電通より恒例の「日本の広告費」の発表がありました。2010年の日本の総広告費は5兆8427億円(前年比99%)とほぼ昨年並みの水準となりました。このような市場環境の中、インターネット広告費は、前年比110%の7747億円(媒体費6077億円、制作費1670億円)、検索連動広告は2035億円、モバイル広告は1201億円(モバイル検索連動広告は285億円)となり、インターネット広告は不況の踊り場から脱出し、再度成長基調に戻ったようです。その中でも、検索連動型広告とモバイル広告の成長率が高く、ディスプレイ広告も回復基調に戻ったようです。
 Graph2 4マス広告費が6年連続で前年を下回っている状況ですが、テレビ広告は前年から回復、新聞広告・雑誌広告も広告費の減少率が鈍化しました。
  インターネット広告費は2004年にラジオ広告費を抜き、2007年に雑誌広告費を抜き、2009年には新聞広告費を抜き去りましたが、2010年にはついに新聞広告費とラジオ広告費を足した水準にまで到達しました。
  また、ディスプレイ広告費が雑誌広告費を抜きモバイル広告費もラジオ広告費に肉薄してきています。

【 2004年~2009年の「日本の広告費」に関するの記事目次 】Graph3 Graph4

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エコポイント申請から Edy 受け取りまで2ヶ月弱かかりました

Eco-point  昨年11月末のエコポイント付与率変更前ぎりぎりで42インチの大型テレビを購入し、26000ポイントのエコポイントを取得しました。これを12月5日に、エコポイントのサイトで電子マネーのエディに交換することにし、7000ポイントをEdy6900円分に、19000ポイントをEdy18900円分にするよう申請しました。
 その後しばらく連絡はなく、年明けの1月20日に「家電エコポイント発行のお知らせ」というメールが「グリーン家電エコポイント事務局」から到着し、「あなたの申請書が受理され家電エコポイントが発行されました。詳しくは、下記URL(グリーン家電エコポイントホームページ)より「マイページ」をご確認ください。」と記載されていました(左図:クリックで拡大)。そこには「商品のお届けを事業者に発注しました」と書かれていました。その後の受け取りまでの時間の目安は、このページに記載されていて、「2週間以内」と書かれていました。
 11日後の1月31日に「【エコポイント】電子マネー「Edy」 受け取り手続きのご案内」が「EdyギフトID事務局」から2通のメールが到着(6900ポイント分と18900ポイント分は別メールで到着)。そこには「EdyギフトID」と交換方法が記載されていました。
 Edyの交換目安についてこのページでは【審査にかかる期間 3~5週間 + 発送にかかる期間 2週間以内】と書かれていましたので、今回の状況は11月末の駆け込み購入ラッシュと正月休みを挟んだことでのやや長めだったのかもしれませんが、受け取りにかかる期間と大凡の流れの参考になるかと思います。

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無くした iPhone が探せる・ロックできる・データ消去できる(iOS4.2で無料に)

Find iPhone - Map  昨日まではiOS4.2にupdateしたけど、なんだか変わりばえしないなぁとつぶやいていたのですが、今日、iOS4.2 から無料で利用できるようになった MobileMe の Find My iPhone の機能を使ってみて、「おぉ、なかなかいいねぇ。メールなどを含めかなりの量のデータを格納するようになった iPhone類のセキュリティ強化ができて、いいじゃない。」と手のひらを返した発言をしてます(笑)。
 MobileMe でログインすると、地図上に自分の使っている iPhone類が表示されて、①iPhoneを強制起動してうるさい音とともにメッセージを表示させるか、②リモートで端末を強制ロックするか、③リモートで端末機のデータを消去するか(これはテスト時にボタンを押し間違えないように気をつけて下さいね)、が選択できます。また、その処理結果がメールで通知されます。①の音はかなりイヤな音ですが、気がついてもらうためにはしかたがないですかね。
Find iPhone - MessageFind iPhone - Message 2 Find iPhone - Remote LockFind iPhone - Remote Wipe

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永久不滅ポイント200ポイントがamazonギフト券1000円分に即交換できる

Eikyufumetsu amazon

 セゾンカードの利用明細書に同封されていた案内でたまたま「永久不滅ポイントがamazonギフト券に交換できる」ことに気がつき、これは「使える!」と唸りました。何がよいかというと

 1.amazonの品揃えであればギフト券は金券的存在
 2.200ポイントから金券的なものに交換できる
 3.物理的な商品券の到着を待たずオンラインで即交換できる

今までは「1000ポイント集めてUCギフトカード5000円分に交換し郵送を待つ」というワンパタンだったのですが、これからはこの交換が定番になりそうです。

 さて、いざ交換しようと「永久不滅ポイント」のサイトに行ってみると、どこで交換するのかがすぐにわかりませんでしたが、検索して見つけた このサイト のおかげで無事交換できました。

簡単に流れを追うと、①ログイン後のトップページから入って「ネット限定アイテム交換」という入口を探し、②ここからamazonロゴを頼りに進んでポイントを交換し、③交換後「ネット限定アイテム交換」のページに戻り、このページの下部にある、「Amazonギフト券交換履歴」にある「ギフト券番号」をゲットする、というシーケンスになります。

 ポイントの世界もだんだん少額から役に立つ好きなものが選べるようになってきたのはいいことですね。

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東京スカイツリー近くの4つの橋から素敵な写真が撮れました(497m)

Tokyo SkyTree (Asakusa)  浅草で東京時代まつりが開催される文化の日に、浅草駅から押上駅あたりを散歩してみました。非常に天気がよい日で、東京スカイツリーの近くにある4つの橋、吾妻橋(浅草駅近く)、現森橋(隅田公園近く)、東武橋(業平橋駅近く)、京成橋(押上駅近く)から素敵な写真が撮れました(写真はクリックで拡大します)。
 最初の写真は、吾妻橋の浅草駅側から隅田川の向こうに見える東京スカイツリーを見た風景で、アサヒビール本社と墨田区役所のビルの間に東京スカイツリーを望む風景です。このアングルは間違いなく、東京スカイツリー完成後の定番記念撮影ポイントになるでしょうね。
Tokyo SkyTree (SPACIA)  現森橋では、本当に運の良いシャッターチャンスに遭遇できました。現森橋に到着するやいなや、屋形船の後方から東武特急スペ-シアがこちらに向かって来ていて、その向こうにばっちり東京スカイツリーがそびえ立ち、しかも東京スカイツリーの近くにはジャストタイミングでヘリコプターまで飛んでいる。マニアらしい人たちはこの瞬間を待って長らく三脚を立てて待っていたと思うのですが、なんだかとっても得をした気持ちになりました。
Tokyo SkyTree (497m) 5  東武橋は業平橋駅のすぐそばにあるので毎回ここから北十間川に沿って、押上駅方向の京成橋まで歩くのが定番ですが、ここが一番東京スカイツリーの工事現場を間近で見られる場所です。タワーは着々と500メートル近くまでできあがってきていて、今まで見たことのない高さに物凄いボリュームの展望台があり圧倒されます。
 タワー周辺の商業施設も着々とできあがって来ていました。東武橋からは水族館が入るビルのすぐ向こうに東京スカイツリーがそびえ立つ風景が見られ、Tokyo SkyTree (497m) 8 京成橋からはオフィスやスクールが入るビル(このビルあっという間にできあがった気がします)の向こうに東京スカイツリーがそびえ立つ風景が見られました。
 世間で騒ぎ始めたタイミングから少し遅れて周辺のお店などが変わってきたような感じがします。おしなりくんグッズも種類が増えましたし、OshiNari-Kun (Omikoshi) おしなりくんの絵やキャラクタをつかった店頭看板もここ半年でずいぶん増えました。後、気になったのは、スカイツリーの周辺のお店でたくさんの大きな鏡が置かれていたことです。これはどう使うかというと、スカイツリーを背にして、鏡に映ったスカイツリーを写真に収めるというものです。何もスカイツリーが目の前にあるのに、そんなことをしなくてもと思われるかもしれませんが、カメラを鏡に寄せると案外邪魔なものが回りに写らず綺麗にスカイツリーがカメラに収まります。鏡から少し離れて写真を撮っていると、わざわざクリーニング屋さんが店の前まで来て、綺麗に写真を撮る方法を教えに来てくれました。下町っぽくて、いいですよね。Tokyo Sky Tree (Kagami)

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Googleのおかげで葛飾北斎生誕250周年記念日に北斎のお墓をお参りできました

Hokusai 250 google Katsushika Hokusai 3  家から北斎のお墓がある誓教寺までは歩いて5分かからないところにあり、前から気にはなってはいたものの、なかなか行くきっかけがありませんでしたが、今朝Googleを使い始めたら、トップページのロゴが北斎代表作「富嶽三十六景」をアレンジした絵になっていて、今日がちょうど北斎生誕250周年だということをわかったので、迷わず朝から北斎のお墓参りをしてきました。
Katsushika Hokusai 1  入口にある都旧跡の案内板には北斎誕生が9月とあり、また、お寺の門も閉じられていたので、一瞬日付間違いとも思ったのですが、誕生日は間違いなく、旧暦の9月23日、新暦の10月31日でした。お参りに来た時には、お寺の門は閉まっていたのですが、興味深そうに門の中をのぞいていたら、お寺の方が、北斎のお墓目当ての人だと気がついてくれて、丁寧に門からお寺の裏にある北斎のお墓への行き方を教えてくれました。
Katsushika Hokusai 4  北斎のお墓はお墓の中で唯一屋根があり、雨露からお墓を守っていました。北斎という文字はお墓の屋根のネームプレートらしきものだけで、墓石の基礎には「川村」という家の名前だけが書かれていました。墓石のど真ん中の文字が「人卍」しか読めなかったのですが家に帰ってきて検索してみて、この文字は「画狂老人卍墓」と書かれていることがわかりました。Katsushika Hokusai 2 お寺の門のところから見えた銅像も葛飾北斎だということに、お墓参りの帰りに気がつきました。
 帰ってきて、北斎の画集を久々に見ました。そもそも画集は5冊しか持っていない私ですが、そのうちの3冊が浮世絵、そのうちの2冊が北斎です。あらためて北斎の大胆な絵の構図に感心しました。

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