ソーシャルメディア上の評判分析ツール Communication Explorer を発表しました

Communication explorer  本日、弊社(株)クライテリア・コミュニケーションズより、”ソーシャルメディア上の評判分析ツール「Communication Explorer」のサービス開始について”というプレスリリースを行いました。今朝の日経産業新聞朝刊に出ていました「SNSの書き込み自社評判 文章から詳細に分析」という記事が、このプレスに対応します。
 Communication Explorer は、Twitter等のソーシャルメディアに書かれた文章をリアルタイムに評判分析するサービスです。類似のツールと違い、文章の「意味解析技術」により「感性」や「意図」等を把握できるため、生活者の生の声やブランドに対する意識などの「評判」を、すばやく容易に入手可能です。また、顔文字やギャル文字などにも対応できており、適用範囲が広い実用的なものです。
 明日から2日間開催されます『ad:tech tokyo 2010』の展示ブース「42」にて、Twitterに書き込まれたハッシュタグ"#adtechtokyo"付きの書き込み等を、リアルタイムで評判分析しておりますので、是非展示ブースの方へお立ち寄り下さい。

<おまけ>
 明日5:40pm-6:30pmに、同じく『ad:tech tokyo 2010』のカンファレンス(トラックD)におきまして、「次世代アドソリューション~アドネットワークを利用した見込み客/顧客とのコミュニケーション手法新潮流~」というセッションで、広屋がパネラーとして登壇しておりますので、アドネットワーク/アドテクノロジーにご興味のある方は、こちらの方にも是非お来し下さい。

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ディスプレイ広告とリスティング広告の両方を使う業種と片方のみを使う業種

 ヤフーの2010年度第2四半期決算説明会の資料に「ディスプレイ広告売上高の業界別シェア」と「リスティング広告売上高の業界別シェア」(それぞれの広告種別内での業種別シェア)という数字があり、業種名が微妙に異なるのですが、表の通り強引に合わせてグラフ化してみました。「ディスプレイ広告のみを使う業種」と「ディスプレイ広告とリスティング広告の両方を使う業種」「リスティング広告のみを使う業種」というのがよくわかります。ほんとうは細分化した業種で比較するべきなのでしょうが、全体を俯瞰するのにはこれでも役に立つかな。

Yahoo Display Listing Ad 2

Yahoo Display Listing Ad

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米国ネットユーザーの年代別コンテンツ共有手段

 18~24歳の米国インターネットユーザーはコンテンツを共有するのにEmailよりFacebookを多用するというおもしろいデータがeMarketerの記事にありましたので、同じデータを2つの切り口でグラフにしてみました。高齢層で電話が入っているのもおもしろいですね。
年代別コンテンツ共有手段1年代別コンテンツ共有手段2

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「行動ターゲティング広告の自主規制プログラム」を米メディア/マーケティング業界が策定

 米国の下記のメディア/マーケティング業界団体が「行動ターゲティング広告の自主規制プログラム」(Self-Regulatory Program for Online Behavioral Advertising)を策定しました。

 -American Association of Advertising Agencies (4A’s)
 -American Advertising Federation (AAF)
 -Association of National Advertisers (ANA)
 -Council of Better Business Bureaus (CBBB)
 -Direct Marketing Association (DMA)
 -Interactive Advertising Bureau (IAB)
 -Advertising Initiative (NAI)

このプログラムは、下記の5つの重要なコンポーネントから構成されています。Advertising-Option-Icon

Advertising Option Icon
 行動ターゲティング広告の上かその近くや、行動データ収集しているWebページにアイコンが表示され、これをクリックすることで十分な説明やオプトアウトが容易になる。実際にはこのページのような形で利用されるようです。

www.AboutAds.infoAboutAds.info
 行動データを収集したり行動ターゲティング広告を使う企業は、上記の Advertising Option Icon等を利用して www.AboutAds.info サイトへ訪問することを推奨する。また、行動ターゲティング広告に興味を持つ企業はこのサイトへ登録することで、消費者が簡単にオプトアウトできる仕組みを提供できる。

Consumer Choice Mechanism
 消費者が www.AboutAds.info を訪れることで、全部または一部の会社の行動履歴収集を簡単にオプトアウトできる機能を提供する。

Accountability and Enforcement
 CBBBとDMAは2011年から、実施状況のモニタリングと強化、消費者苦情解決管理に関する責任を持つ。DMAとCBBBは、この自主規制を守っていくためのモニタリング技術を導入する予定である。

Educational Campaign
 業界と消費者間でこのプログラムの認知向上をはかるため、業界団体は広く啓蒙活動を行っていく。

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マーケティング頭脳を搭載した次世代自販機

 この前、品川駅で、確かにこういう形の自動販売機があってもいいなと思わせるおもしろいものを見つけました。検索してみると「マーケティング頭脳を搭載した次世代自販機」というもので、47インチ大型タッチパネルディスプレイがプロモーション画面になったり、自動販売機のショウケースになったりするのですが、これが備え付けのカメラで年代・性別を判定して商品レコメンドしているというから驚きです。Suicaでほんとうに飲料が買えるようになっています。データのやりとりもWiMAXで高速無線通信ができるとか。すぐれものですね。

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BlindTypeは携帯端末のタッチスクリーンに適当に入力してもリカバーしてくれる



 最近 Google が買収した BlindType のデモ映像です。iPod Touchのバーチャルキーボードを使うとキーボードが小さく、他のキーに指がかかってうまく打てない時がありますが、こんな感じでシステムが動いたら、タイプミスしてもシステムがリカバーしてくれていいですね。 この種の技術は、今まで小型のバーチャルキーボードを長時間使うような状況が存在しなかったので、やり尽くされた技術のように見えて、案外、「目から鱗」な領域なんですかね。アプリよりもOSレベルでサポートして欲しいのでGoogleの買収は納得感がありますが、iPhone/iPod Touch利用者はアプリまでしか使えなくなるのかな。

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いいねボタンによる「Webサイトのソーシャル化」~mixiチェックとFacebook Likeボタン

Mixi check  mixiも洗練されたTVCMを始めたなぁと思っている人も多いと思いますが、そこで訴求ポイントとして取り上げている「mixiチェック」。9月上旬の発表時に「FacebookのLikeボタンのパクリ?」と叫んだ人もいると思いますが、それがどうであれ、日本における「Webサイトのソーシャライズ」「インターネット広告のソーシャライズ」を本格的に加速させる転機になりそうな予感です。
 今まで企業サイトやキャンペーンサイトに来てもらうためには、バナー広告などの広告を打つという第1の波があり、検索広告やSEO対策をするという第2の波がありました。そして、今、第3の波としてソーシャル・メディアからの誘導が始まり、その進化形として「すべてのWebサイトのソーシャル化」という波がついに日本でも始まりました。「Webサイトのソーシャル化」という表現は小難しいですが、従来形のWebサイト、それはコンテンツ・サイトでもショッピング・サイトでもブログでもよいのですが、そこに「これはいいねボタン」をつけることで、自分の知り合いにそれを口コミしていく仕掛けを、標準的な方法で大量に作り込んでいくことが「Webサイトのソーシャライズ」です。
 たくさん広告出稿しているサイトから、不特定多数の人がたくさん検索しているサイトへトラフィックが集まるというトレンドへ移り、最近ではさらに、ソーシャルメディア利用者の急増により、知り合いが「いいね!」と言っているサイトへ自然な形で大量トラフィックが集まるというトレンドになってきました。
 会員数が世界で5億人を超えたFacebookのソーシャルアド広告には、すでに「いいねボタン」がついていて、Facebook内のファンページへの直接誘導効果の他、「いいねボタン」を押した人がつながっている人へのバイラル効果による間接的なサイト誘導効果も大きなものになってきているようです。
 日本で、世界標準モデルの Facebook と、日本独自モデルの mixi がどのような戦いになるのかは、たいへん興味深い問題ではありますが、この「Likeボタン、mixiチェックボタン等のいいねボタンの一般Webサイトへの拡張モデル」すなわち「Webサイトのソーシャル化」は必ずチェックしておくべき、国内における「基本トラフィック誘導のトレンド変化」になりそうです。

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第4世代”iPod Touch”と第2世代”iPod Touch”の比較

PC544J vs MB531J  第2世代iPod Touch(MB531J)を1年半ほど使ってきたのですが、最近、iPhoneユーザーがカメラ利用アプリを使っているのがうらやましかったり、iOS4.0をインストールしても第2世代iPod TouchdではBluetoothキーボードが使えないことがわかったりして、そろそろ携帯電話をiPhoneにするかなと考え始めた矢先の9月頭、カメラ付Retinaディスプレイ版の第4世代iPod Touch(PC544J)がアップルから発表され、オンラインショップで衝動買いオーダーを入れてしまいました。
 オーダー時の到着予定日は、発注日から「1ヶ月後」の10月3日だったのですが、実際にはオーダーから「2週間後」の9月17日に到着しました! 中国工場→クロネコヤマト上海支店→東京の自宅で3日間かかっていたことが、クロネコヤマトのオーダートラックからわかりました。私よりさらに早いタイミングで衝動買いオーダーをした人が会社にいたのですが、私の方が先に来たようで(本人がっかりしてましたが)、きっとどの工場にオーダーがばらまかれたかで微妙に出荷時期がずれたんでしょうね。
 今回、使用開始から約10日たった第4世代"iPod Touch"と第2世代"iPod Touch"を少し、比較してみることにしました。Slim iPod Touch
 左上の写真は、1年版使って傷だらけの背面になっていた第2世代iPod Touch の上に、新品の第4世代iPod Touchを乗せた写真ですが、第4世代iPod Touchでは、カメラが搭載されている他にオーダー前には気がついていなかった微妙な差がたくさんあります。本体OFFスイッチが左右逆で人差し指で押しやすくなっていたり、音量ボタンが上下1ボタンから、上・下2ボタンに変わっていたりしました(これはちょっと慣れるまで気になるかも)。また、左右幅が狭くなり、厚さも薄くなっているので、手に持った感触が以前より明らかに小さく感じます。
PC544J vs MB531J (2)  右上の写真はオンライン発注時に本体背面に無料で文字入れをしてくれるのですが、私は"I love my slim iPod Touch.+名前"を刻印し、「これ iPhoneじゃなく薄いんだから」という自己主張をしてみました(笑)。
 Retinaディスプレイの方は、実は2台並べて使うようなことがない限り、普段はその差をはっきり意識することはほとんどないと思われますが、左下の写真の通り、電源OFFの際に第2世代(左)と第4世代(右)を並べて見ると、OFF時の色が違うのがわかります。
 右下の写真は、第4世代iPod Touchに切り替えた理由の一つである超小型BluetoothキーボードTK-FBP013と、8月後半から使っているモバイルWi-Fiルータ「光ポータブル」を並べて記念写真風にしてみた「自慢のおでかけセット」です(笑)。TK-FBP013
 TK-FBP013が第2世代iPod Touchにつながると信じて、以前に週末2日を費やしてしまった時は痛かったですが、今回の第4世代iPod Touchへの接続は超簡単でした。日本語入力・英語入力などの切り替えも、Windowsボタン+スペースでできました。キーボードはぎりぎりブラインドタッチができる大きさで、外出先でも軽装で仕事がばりばりできそうな予感です(悲しいかも)。Bluetoothキーボード接続中は、ブラウザやメモ帳などのソフトキーボードが出てこなくなるのは、使ってみて初めてわかりました。

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国勢調査をインターネットで回答してみました

国勢調査オンライン  昨日、ポストに国勢調査の封筒が投函されていたのですが封筒の中に「インターネット回答の利用案内」というのがあり、さっそく試してみました。ハガキに書かれている通り「4人の世帯で20分程度」で実施でき、有用だと感じました。今後の国勢調査では、積極的にインターネットを使うことで、調査票配布・回収・集計コストを大幅に削減できるといいですね。
 さて、まず「インターネット回答の利用案内」を見て目に飛び込んできた文字は赤字の「回答する際は、検索サイトを使用しないでください」で、一瞬ドキッとしましたが、これはフィッシング・サイトにつかまらないように正しいURLから「国勢調査オンライン」のサイトに来てくれということでした。
 国勢調査のサイトでは図面の通り、ハガキに書かれた調査委対象者ID確認コードを打ち込んでから調査を開始します。入口のページには「センサスくん」という赤ん坊キャラクターが描かれていて、ちょっと和みます。
 いよいよログインしてみると、すぐに確認コードの書き換えを要求されますが、その後は普通の調査が進みます。個人的には、全調査項目を紙で全部見て手で書き込むよりも、クリックやプルダウンで回答できるところはそうしながら、1問1問Webサイトで回答していく方が楽だと感じました。
 ただ2点ほど気になったことはあって、調査項目の1番目に”調査票(紙)の第1面下部の「世帯の種類」欄に記載されている内容を入力してください”とあり、「えっ、紙がいるの?」と不思議に思いました。IDを振りだしているので、できればここはオートフィルしてもらいたかったところです。また、「9月24日から30日までの1週間に収入を伴う仕事をしたかどうか」という質問に来たところで初めて、「あっ、国政調査ってもしかして10月1日以降に回答しないとまずかった?」という不安を感じながらも、「ここまで回答してきたし、ログインできたことだし」と思い直し先へ進めていきました。最終的に無事回答は送信できましたし、後で紙の調査票の入っていた封筒を確かめたところ「10月7日までに回答ください」とはありまましたが、10月1日以降とは書かれていませんでした。
 個人的には、インターネットで国勢調査コストを下げて、5年に1回と言わず、3年に1回ぐらいやってもいいんじゃないかなと思ったのと、集計データは個人情報と完全に切り離した上で、万人がいろいろな確度から自由に詳細な解析できるような形でデータが提供されれば、もっと有用な活用ができるかもと思いました。

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けったいな「大阪名物 元祖たこむす」

Takomusu 1  出張の時に新大阪駅で買った「たこむす」。「天むす」の天ぷら部分がたこ焼きになったもので、珍しさ優先で衝動買いしました。Takomusu 2 醤油味のたこ焼きがおむすびの上にのっていて、後はお好みでマヨネーズというシンプルなものです。5個入りで682円と手頃な値段ですが、ご飯中心メニューなのでビールのつまみにはちょっと厳しいかな。弁当のフタの裏には、当て字の「多幸結」の文字と、電子レンジで温めてもおいしいと書かれているものの、一部持ち帰るというのも面倒だし、気にせずいっきに完食。そういえば小学校の頃(大阪)、近くの駅前にあった醤油味だけのたこ焼きがおいしかったことを思い出す。

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