2月12日に六本木のリッツカールトンで開催された、So-netさんの東証一部上場記念パーティーにご招待いただきました。ISP広告の企画・販売を中心に展開しているサイバーウィング社は、ソネットさんにも長くおつきあいいただいています。
パーティの冒頭で、吉田社長は関連会社約10社の社長さんをご紹介され、また、パーティ会場にも関連会社サービスの展示スペースがあり、グループ経営をたいへんだいじにされているように感じました。ソニーのハワードストリンガー会長も祝辞を述べられましたが、アメリカ流のきついジョークが入ったスピーチで、これがソニー流なんでしょうね。
会場には、ご存じポストペットのMOMOちゃん、COMOMOちゃんがバレンタインデーの次の日から発売開始の”桃味”のチョコ「チロルチョコ<ももち>」を配っていました。また、おみやげも、日本酒の「澤乃井」のラベルを So-net にしただけでなく、「大吟醸」の印の代わりに「熊吟醸」とするなど、MOMOちゃん大活躍でした。
ソネット東証一部上場記念パーティにご招待いただきました
東京マラソン2008 浅草寺雷門前 踊りで応援
今日11時頃、浅草寺「雷門」前で、東京マラソンを少し見物しました。テレビ中継が入っていたせいもあるのでしょうが、結構な人出でした。11時頃だと一流選手はすでに通り去り、速めの一般ランナーが通過する頃でした。軽快なリズムにのった応援の踊りも盛り上がっていました。
祖父は大阪市内で蓄音機屋「廣屋華聲堂」を営んでいました
先日、大阪の実家に帰った際に、80才になる父親に google map の航空写真を見せて、戦前に住んでいた大阪市内の家の場所を聞いていたら、「たぶん、この筋のこのあたりやなぁ」と言ったかと思うと、突然、メモ用紙に昔住んでいた家の間取り図を書き始めました。元エンジニアなので、80才になっても定規で丁寧にきっちり書いていきます。
祖父が昔「蓄音機」を売っていたということは、ずうっと昔に聞いたことがあったものの、それ以上のことは、あまり父親から聞いたことがなかったので、父親が小さい時に死んだ祖父の仕事のことはあまり情報がないのだろうぐらいに思っていたのですが、メモ用紙にしっかり書かれた「廣屋華聲堂」(新字表記:広屋華声堂)という屋号とともに、間取り図の中にある「蓄音機置き場」「蓄音機修理台」「レコード棚」という文字に驚きました。
「えっ?、お爺ちゃん、レコード屋やったんか?」 昔は、メーカーが音楽プレイヤーのハードとソフトを作り、小売りもハードとソフトの両方を扱う業態だったんですね(今ではこの業態はソニーぐらいでしょうか?)。下記の日本レコード協会の年表によると、父親が生まれた80年前の昭和2年は、日本ビクター蓄音機(株)と、日本ポリドール蓄音機商会が設立され、翌年には日本でも「電気吹き込みによるレコード」(※)が発売された蓄音機普及元年のだったようです。父親に聞いても、店にはこのページにあるようなコロンビア、ビクター、ポリドールの蓄音機が並び、ビクターの懐かしい犬が蓄音機に耳を傾けている置物があったそうです。
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【 蓄音機の歴史 】
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1910.1 (株)日本蓄音機商会(現コロムビアミュージックエンタテインメント)設立
1925.4 米コロムビアとビクター、電気吹き込みによるレコード発売
1927.5 日本ポリドール蓄音機商会(現ユニヴァーサル・ミュージック)設立
1927.9 日本ビクター蓄音機(株)設立
1928 日米蓄音機製造、日本発の電気吹き込みによるレコード発売
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※電気吹き込み:レコードの溝から針で拾った振動を電気信号に変換・増幅してスピーカーで再生するタイプ ………<続きを読む>………
日本の主要新聞でも1面トップを飾った「マイクロソフトのヤフー買収提案」
2月1日の金曜日、会社からの帰り道、ふと携帯電話に入ったビッグニュース"
マイクロソフトのヤフー買収提案"。買収金額は国内大手電機メーカーの年間売上規模(利益じゃなですよ)に匹敵する5兆円弱(446億ドル)という数字を見て、ちょっとため息。絶対値だけいうと気が遠くなりそうな買収額ですが、昨年のインターネット広告会社 aQuantive の買収額の7~8倍(60億ドル)というのを考えると、ヤフーってそんなバリューだったんだと考えるのか、aQuantive が高すぎたと考えるのか。
帰宅すれば、ワールドビジネスサテライトの冒頭でもさっそくフォーカスしてるし、翌日の朝刊では日経新聞も朝日新聞も1面トップ。テレビでも新聞でも米国でのインターネット広告売上規模比較、検索サイト・シェア比較をし、ヤフーとマイクロソフトを足してもグーグルに及ばないことがフォーカスされているものの、何故か国内ではヤフーのシェアが圧倒的なトップでグーグルを圧倒していて、この買収が国内でどのように影響していくのかについて分析している記事や論評に遭遇しません(読み飛ばしているかも)。先回りしすぎかもしれませんが、記事の大きさのわりにやや物足りなさを感じた1面トップ・ラッシュでした。
「TREview」お役立ちレビューブログコンテストに入賞しました
先日の YouTube のトップページ「おすすめ動画」に選ばれたのもちょっと驚きましたが、今回は「TREview」お役立ちレビューブログコンテストの「AV機器・家電」のカテゴリー賞をいただいたのには超驚きです。
このブログ「デジタルな広告たち」と言いながら、結構、ハード/ソフト系のレビュー記事も多く、実際に「TREview」にも下記のようなレビュー記事をトラックバックしておりました。
●ソニーのブルーレイディスクレコーダー BDZ-T70 の画質と録画機能にご機嫌です
●"Wii Fit"の「からだ測定」「トレーニング」は長続きする仕組みがいっぱい
●グラフ化一発で、やる気が続く万歩計「オムロン Walking syle HJ-710IT」
●焼き肉の油が落ちて、ばらばらになるホットプレート、タイガー「これ1台 CPV-A131」
4年目の兵庫県立大学大学院「インターネット広告ビジネス」の講演は3時間越え
1月25日に、今年で4年目になる「兵庫県立大学大学院応用情報科学研究科」の大学院1年生向けの特別講義を行いました。テーマは「インターネット広告ビジネスの最前線」とし、下記のようなインターネット広告に関する媒体サイト側から広告サイト側までの各種最適化手法について具体例を解説しました。今年ははじめて3時間10分という長時間講義に挑戦することになりましたので、メインの講義の準備の他に数個の補足プレゼンを準備していきましたが、案外LPOの深堀りを1つやったぐらいで済みました。写真の中本先生も4年連続して聞いていただいているので、率直な感想として「インターネット広告って年々複雑になるねぇ」ともらしておられました。
【 概要 】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
インターネット・ビジネスの中でも最も成長率の高い分野が「インターネット広告」である。本講義では、サイバーウィング社で実際に取り扱っているインターネット広告を素材にインターネット広告ビジネスの最前線での様々なトピックスについて紹介する。
【 講演内容 】━━━━━━━━━━━━━━━━
1.インターネット広告の具体事例
2.なぜインターネット広告が注目されているのか
3.インターネット広告の模式化・指標・最適化
4.インターネット広告配信技術
・ターゲティング広告配信:行動ターゲティング広告
・リッチメディア広告配信 :映像広告
5.サーチエンジン・マーケティング(SEM)
・リスティング広告
・サーチエンジン最適化(SEO)
6.ランディング・ページ最適化(LPO)
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キャンパスは神戸の港に近い、神戸ハーバーランドセンタービルの最上階23階とその下の22階の2フロアですが、天気がよく淡路島がはっきり見えました。また、行きの新幹線でも富士山がくっきり見えました。
小雪舞う節分、鳥越神社で熱い「豆まき」を体験
今年は年男ということで家内が、近所の鳥越神社の節分祭追難式(豆まき)に申し込んでくれました。朝から東京都心でも3センチの積雪となり、豆まきの開始30分前の15時30頃までは、境内には消防団と警察署の人しかおらず、どうなることかと思いましたが、開始の頃には小雨まじりの小雪の中、例年より人手は少ないものの、それなりに人が集まりました。
社務所の待合室で45分ほど待った後、略式の羽織袴を背広の上から速攻で着せてもらい、神主さんにお祓いをしてもらった後、小さな福豆袋10数袋ほどと、福小判(財布に入れて持つと小銭の貯まると言われるもの)2袋が入った大きな升を受取り、豆まきの舞台へ6人ほどずつ進み、「鬼は~外、福は~内」の声にあわせて、境内に向かって福豆袋と福小判をまきました。福小判狙いで「こっちに投げてくれ」という熱い視線を舞台に向けて来る人、紙袋を広げてここに入れてくれ~と待つ人、口をあけて豆をここに入れてと舞台の直下で上を見上げる子供と、
舞台の上からでも熱いものを感じます。ほんとうに豆をまいているだけの時間は正味1分もないと思うのですが、今回は初めての経験でどれぐらのペースで豆をまけばよいかがわからず、最後にだいぶ残った豆を固めてまくことになりました。豆まきが終わり、羽織袴を速攻で脱ぎ捨て、社務所に戻ると御子さんが御神酒を用意してくれていて、これをいただいた後、町内会のご長老の皆様と一本締めをして、お土産をもらい解散となりました。
ちなみに、昔は福豆袋でなく、ほんとうに豆をまいていたそうですが、行事が終わってから豆の掃除がたいへんだったそうですし、これなら受け損ねて下に落ちても、拾えば問題なく食べることができますし、また、受け取った袋が福小判かもしれないというドキドキ感もありますから、なかなかよくできたシステムだと思います。
家に帰り、しみじみと豆を食べて感じたことは、「豆って昔こんなにおいしかったかなぁ」ということです。年々の品種改良で豆がおいしくなったのか、年とともにいろいろなものがおいしく感じるようになっているのか、なかなか興味深いところです。
YouTubeトップページの”おすすめ動画”に掲載されると5日間で1~7万回再生されます
先日ブログで「あなたの動画がおすすめ動画に選ばれました」という、うれしいメールが来て1月5日からトップページに掲載開始されたという記事を書きましたが、トップページに掲載される前の動画再生回数が300回ぐらいだったものが、5日間でなんと1万8千回程度再生されました。恐るべし YouTubeトップページ! ただ、この動画はマニアックな「ロボット運動会」の映像だったので、この程度でしたがもっとおもしろそうな動画ならどうかと思い、毎日キャプチャしていた画像にあった他の動画の数字を整理してみました(左上の図)。 どうやら YouTubeトップページの"おすすめ動画"に5日間掲載されると動画再生回数は7万回程度まで再生されることがありそうです(これでも比較的穏やかな映像なので、もっと食いつきのいい怪しげな動画なら軽く10万回は超えそうです)。
トップページに掲載されていた8つの動画を比較しましたが、初日に一番上の方に掲載された瞬間にその動画の持つ固有の食いつき度合いで思いっきり再生回数が増えますが、翌日以降はだんだん掲載順位が下がるので、同一動画では前日比でいくと1.5倍、1.2倍、1.1倍という風に、どれも同じような感じで伸び率が鈍化していくようです。
右の表は、「ロボット運動会」のトップページでの実際の掲載状況と再生回数の変化を記録したものですが、トップページに掲載されて一旦再生回数や評価が高くなると、トップページ掲載ほどでないにしても、確実にその後も再生回数が増えていくのがわかります。
「輪違い大根」と「3次元モデリングツール」
日本のすごいところを外人さんがあれこれ議論するNHKのTV番組"COOL JAPAN"のテーマが「デコレーション」で、取材の中で日本料理にある圧倒的な力量のデコレーションとして「輪違い大根」(写真がここにありました)が紹介されていました。大根1本を上から下まで切らずに輪っかがつながっているように細工をしたものを煮込むというもので、結構ショッキングな映像でした。
作り方は、右上の図のように最初に大根をタテに十字上に長く切った後に、ちぐはぐに横に切れ目を入れていって、だんだん左上の図ような四角い輪っかのつながりを作り、最終的にこの角を削って丸い輪のつながりにするというすごいものでした。一回作ってみたいという気持ちを抑え(お父さんどうしたのようと家族に言われたあげく、途中でぷっつり切れてがっかりしそうなので)、せめて作り方だけでもメモしておきたくなり、根が理系のお父さんはフリー(期限付き)の3次元モデリングツール「CB Model Pro」をダウンロードして、メモしてみました。
このツール、基本図形を伸ばしたり・縮めたり・ひっぱったり、マウスでぐりぐりやるだけで、簡単に3次元画像を作成できます。ちなみに、このツール、second life のアバターのようなものが簡単に作れるように、顔の原型や人のボディの原型が基本図形にあり便利そうです。
「叫び」しかしらなかった私が「ムンク展」に行って「不安」「絶望」も覚えました
国立科学博物館で「大ロボット博」を見た帰り、上野駅に向かう途中、たまたま中庭がライトアップされていた国立西洋美術館に目が行き、
「ムンク展」が1月6日までだというので、閉館の20時まで後45分でしたが思い切って寄ってみました(いつも美術館は、気にいった絵とそのタイトル名しか見ないので結構短時間で回れることもあり)。
正直なところ、ムンクはマンガなんかでもデフォルメしてよく引用される頬がこけたオバケのような顔の「叫び」しか頭になかったので、あの本物が見られるのかなぐらいで入館したのですが、実際には、「叫び」自身はレプリカが展示されていて、「叫び」の連作の「不安」「絶望」の本物を見ました。やや暗めではありますが、独特の世界感とタッチを感じることができてよかったです。